内容説明
不朽の名著、待望の「新訳版」!『わが音楽語法』の刊行から64年。生まれ変わったオリヴィエ・メシアン唯一の音楽技法書。すべての作曲家と音楽学習者のために。
目次
不可能性の魅力、およびさまざまな素材の相関性
インドのリズム、ラガヴァルダーナ
付加音価を付けたリズム
リズムの拡大または縮小と、そのリズム形の一覧表
不可逆リズム
ポリ・リズムとリズム・ペダル
リズムの記譜法
旋律と旋律曲線
鳥たちの歌
旋律の展開
リート・フレーズ、2部フレーズ、3部フレーズ
フーガ、ソナタ、単旋聖歌の諸形式
和声、ドビュッシー、付加音符
特殊な和音、和音の房、和音の連結表
和声外音の拡大、アナクルーズとデジナンス
移高が限られた旋法
旋法の転旋と長調性との相関性
私の旋法と、旋法性音楽、無調性音楽、多調性音楽、4分音音楽との相関性
多旋法性
著者等紹介
メシアン,オリヴィエ[メシアン,オリヴィエ] [Messiaen,Olivier]
1908年12月10日、翻訳家であった父ピエール・メシアンと、詩人の母セシル・ソヴァージュの長男としてフランスのアヴィニョンに生まれた。早くから音楽の才能を示し、11歳でパリ音楽院に入学を許され、マルセル・デュプレにオルガン、モーリス・エマニュエルに音楽史、ポール・デュカスに作曲を学び、輝かしい成績とともに5つのプルミエ・プリが授与される。1931年、パリの聖トリニテ教会の首席オルガニストに任命され、最期までその職務を果す。パリ・エコル・ノルマル音楽院、ついでスコラ・カントルムで教鞭をとり、捕虜収容所から解放された1941年、パリ音楽院の教授に迎えられ、1978年まで世界中から集まった若い作曲家たちの多くを育成。1967年フランス学士院会員となる。1992年4月27日、パリで没す
細野孝興[ホソノタカオキ]
東京藝術大学名誉教授。東京藝術大学音楽学部中退、フランス政府給費留学。クラリネットをH.ドゥリュアール、指揮法をP.デルヴォに学ぶ。ミュジック・ドゥ・ラ・ギャルド招聘団員、パリ音楽院管弦楽団研修員。東京藝術大学音楽学部教授。フランスでの音楽活動、講演、コンクール審査多数。著述芸術勲章受勲(フランス政府)。訳書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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