内容説明
「音大を出たらどうするの?」これは音大生の多くが一度はぶつかる悩みかもしれません。大学3年生になると、次第に現実が見えてきます。音楽を学んだからといって、「音楽でご飯を食べていける」人はほんの一握りだということに。では、「学んだこと」と「仕事」がすぐに結びつかないとしたら、学ぶことは無駄だったのでしょうか?本書を通じて、学ぶことの意義、そして自分の武器の見つけ方を知り、ぜひみなさんの答えを見つけてください。夢を追うか?現実を見るべきか?音楽業界に衝撃を与えた「本音の就職ガイド」が完全オリジナルストーリーでマンガ化。
目次
第1話 音大出てどうするの?
第2話 夢に挑むということ
第3話 音楽とともに生きる
大内先生の「人生の組み立て方」(大学卒業は大きな「節目」;音大生が持つ力 ほか)
著者等紹介
大内孝夫[オオウチタカオ]
1960年生まれ。みずほ銀行支店長、銀行等保有株式取得機構運営企画室長(常勤トップ)などを歴任後、現在名古屋芸術大学教授。ドラッカー学会会員、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)キャリア支援室長/組織運営委員/ピアノ指導者経営相談窓口担当、名古屋音楽学校アドバイザー、日本証券アナリスト協会検定会員
田中マコト[タナカマコト]
漫画家・イラストレーター。武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒。各種音楽系書籍、雑誌などにて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文学YouTuberベル
29
かなり現実的な内容だったなー。就職を勧める今の時代お金と実力がなくても音楽と2022/06/03
こばゆみ
6
何かに夢中になって邁進している間は周りが見えなくなりがちなので、こういう漫画でいろんな道があることを早くに知っておいたら後悔する人が減りそう。芸術分野に限らず、高校生や大学生の進路の参考におすすめ。2022/04/19
おさと
5
音大卒ではないけど、うっかり音楽留学してしまった経験もあるのでなんだか身につまされる。望む人生。。。ってなんだろな。改めて考えなきゃ、な、アラフィフ。2024/04/29
えがお
4
音大生の進路や就職についてのコミックで、音大卒漫画家著作。中高仲間で音大行った仲間もいるし、私も中学まで合唱やっていたので興味深く読む。看護学科でも1000万コースの今、音大出て一般就職なんて全然普通と思っていたが大間違い「就職がレアな世界」。みんな教職で保険かけてると思ってた💦から想像つかなかったので、読んでみてよかった。芸能人になる位の確率にかけていく世界で、失敗してもピアノ教室…とか考えがちだけど、少子化でピアノ🎹教室運営も大変😰 ホントに私の知らない世界だな〜と興味深かった。2022/05/17
nobu23
3
音大生の就職をテーマで、漫画形式で実態を知る事ができる。なかなかシビアな世界という事がわかる。2023/12/30
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