内容説明
世界初のカプースチン入門書。カプースチンは1937年ウクライナ生まれ。本格的なクラシックの素地の上に、スウィング・ジャズからビバップ、ラテン、ロックなどさまざまな語法やリズムを用い、さらに現代音楽の感性を取り込んだ独自の書法に到達。この新しいピアニズムは類例を見ないものとして、多くの音楽ファンを魅了。日本でも、現在急速に人気を高めている。本書は、15年にわたって直接カプースチンと親交を持つ著者が、その音楽の特徴、人物、人生、エピソード、そして名曲紹介や演奏の際のポイントなどを解説。カプースチンファンはもちろん、新しい音楽に出会いたいすべてのクラシック/ジャズファンに向けて。
目次
第1章 ニコライ・カプースチン
第2章 カプースチンとの出会い
第3章 カプースチンの生い立ち
第4章 カプースチンの音楽
第5章 カプースチン名曲紹介
第6章 演奏のための徹底解説
第7章 これからカプースチンを楽しむ方へ
著者等紹介
川上昌裕[カワカミマサヒロ]
1965年北海道旭川市生まれ。東京音楽大学ピアノ演奏家コース、及びウィーン・コンセルヴァトリウムを首席で卒業。NHK『FMリサイタル』、『名曲リサイタル』、『名曲アルバム』ほか数多くの番組に出演。現在は、東京音楽大学准教授として後進の指導にあたりながら、ピアニストとしてコンサート活動やテレビ・ラジオへの出演、公開講座、講演、執筆、楽譜の編集出版、コンクール審査など多方面に活躍中。これまでにCD8枚のアルバムをリリース。特にロシアの作曲家メトネル、カプースチンの作品普及や演奏において世界から高い評価を受け、カプースチン氏からはピアノ曲を献呈されている。これまでにピアノ協奏曲第3番、第6番を含むカプースチンの21作品の世界初演、世界初録音を果たしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1959のコールマン
み
ソバージュ
み
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