内容説明
構造や仕組みを知れば、感動の仕組みまで理解できる!楽曲の「かたち」から音楽の構成を徹底分析する、画期的な一冊。
目次
1 クラシックのからくりが見えてくる?―音楽の「かたち」と音楽の3要素
2 形式という「かたち」を知ろう!―これだけで音楽通!代表的な形式
3 音楽の「かたち」を見てみよう!―徹底分析!形式別楽譜の全体図
4 様式はこうして「かたち」作られてきた!―古代から現代までの様式
5 楽器から音楽の「かたち」を把握しよう!―音色はさまざま!代表的な楽器と編成
6 あの曲の形式は何だろう?―保存版!形式別名曲60選
著者等紹介
舟橋三十子[フナハシミトコ]
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科修了。日本大学芸術学部講師を経て、名古屋芸術大学大学院教授。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、永冨正之の諸氏に師事。ピアノを小林仁、舘野泉の諸氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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koke
5
疑問が全部解消されたわけじゃないが、クラシック以外も含め音楽のかたちがある程度分かるようになった。逆行・反行とか、拡大・縮小とか、ひとつのメロディからこれだけの展開がなされているとは気づかなかった。2022/07/30
ニョンブーチョッパー
4
★★★☆☆ 「形式」について分かりやすい説明。ピアノ曲は知らない曲が多いので、参考例がオケ曲のバージョンの本があれば、もっとよく「実感として」理解が捗ったかも。2018/11/11
Mariyudu
3
以前読んだ「音楽の進化史」(H・グッドール)ではクラシック音楽の「型」について多くの頁を割きながら、その説明は修辞的・抽象的なものだった。そんな訳でもっとハンズオンな解説が欲しいと思い続けていたところに本書との出会いが。図や実際の楽譜をふんだんに用いての平易な説明は、ありそうでなかなか無い画期的なものだと思う。あとはスコア片手に実践あるのみだな。2019/04/14
ターボー
1
楽曲の仕組みが分かりやすく書かれている🎵2019/04/29
FFM
0
初心者でも分かりやすく書かれた、音楽理論。 入門書として手に取ると良いと思います。2016/07/10