内容説明
世界はやつの足元にひざまずいた。幼少期から青年時代、突然の成功、そして息子や友人の悲劇的な死。史上最高のバンド、レッド・ツェッペリンの“輝ける神”として君臨したロバート・プラントの知られざる半生が明かされる。
目次
第1部 萌芽の時代(ブラックカントリー;悪魔の音楽;モッズの王様 ほか)
第2部 飛翔の時代(ドカーン!ドカーン!ドカーン!;ヴァルハラ;ブロンドのエルヴィス ほか)
第3部 ソロの時代(悪魔ばらい;シー・オブ・ラブ;トール・クール・ワン ほか)
著者等紹介
リース,ポール[リース,ポール] [Rees,Paul]
30年以上のキャリアを持つ音楽ライターとして、高く評価されている。世界の有名各誌で記事を執筆。英国の伝統ある有力音楽誌『Q』と『ケラング!』で、合わせて12年間編集者をつとめた
水島ぱぎい[ミズシマパギイ]
岐阜県在住。南山大学外国語学部英米科で言語学を専攻。卒業後、自動車部品メーカー、旅行会社、英会話スクール勤務を経て、翻訳業にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nunokawa Takaki
2
2015年最初の読書メーターは、僕の一番好きなバンドであるツェッペリンのロバート・プラントの半生を振り返ってみた。一言で言うとカリスマだ。楽器なんかあまり弾けなくても、そのルックスと風変わりな声でロックの神様になってしまったんだから。ツェッペリンの曲もそうだが、ソロの曲に関しても「民族的な音」が多用されているのに僕は惹かれる。ジミー・ペイジとの絡みもお馴染みだ。ペイジはしっかり者でプラントを影で支える、B'zでいう松本さん、プラントはその手のひらで好き勝手に歌っている、B'zでいう稲葉さんのようだ。2015/01/15
Naomi Araki
0
子供の頃、文字通り神だったLed Zeppelin。ロバート・プラントに関しては、最初のソロアルバムを買ったところで興味を失ってしまったので、それ以降の彼の人生を全く知らなかった。20代半ばでキャリアの最盛期を迎え、30代前半で一旦終了してしまった人生とはどんなものだろう?と知ってみたかったのだったが、力強いイギリスの頑固で明るいおじさん、といった感じの生き方がよくわかった。引退後もパワフルに活動し続けるアスリートといった雰囲気。ジミーペイジとの対比が必須なのは、やはりしょうがないことであろう。2016/03/25
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