内容説明
フランスのコンセルヴァトワールでは、生徒の99%はアマチュアとして日々ピアノと向かい合っています。フランス人の多くは我慢するのが嫌いで楽しいことが大好き!それでも彼らが、練習が大変なピアノと一生付き合っていくのはなぜ?フランスでピアノ指導をする著者が、その方法を具体的に教えます。
目次
第1章 一生ピアノと関わり続けるフランスのピアニストたち(苦しい練習は誰だって嫌だ;なぜピアノを続けるのか? ほか)
第2章 生徒とともに進めるレッスン(何のために努力するのか?;問題の原因は「心」「耳」「頭」「手」にある ほか)
第3章 “意味”を考える練習法(自分の音を批評できる能力を養う;テクニックだけでは不十分 ほか)
第4章 先生として進化する(自分にしかできないレッスンを確立する;あなたが教えるのはかつての自分ではない ほか)
第5章 21世紀の音楽教育(21世紀の音楽教育を考える;ピアニストの前に1人の人間を育てる ほか)
著者等紹介
船越清佳[フナコシサヤカ]
ピアニスト。岡山市生まれ。京都市立堀川高校音楽科(現京都市立音楽高校)卒業後渡仏。リヨン国立高等音楽院卒。在学中より演奏活動を始め、ヨーロッパ、日本を中心としたソロ・リサイタル、オーケストラとの共演の他、室内楽、器楽声楽伴奏、CD録音、また楽譜改訂、音楽誌への執筆においても幅広く活動。フランスではパリ地方の市立音楽院にて後進の指導にも力を注いでおり、多くのコンクール受賞者を出している。日本ではヴァイオリンのヴァディム・チジクとのCDがオクタヴィアレコード(エクストン)より3枚リリースされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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