内容説明
稀少廃盤を追い続けて50年。復刻盤・ライヴ盤の乱立時代に、本物に出会うための情報源。
目次
第1章 とっておきCDの十五年史―こんなおもしろいCDが発売されて、アッという間に消えました(言語と音楽との緊密な関係の成果;朗読付「プラテーロと私」全曲;時代に抗したロジンスキの「多弁な音楽」の充実 ほか)
第2章 LPレコード・コレクターズ対談―「ここまで集めてここまで聴いて」(「幻想交響曲」のレコードを語り合う;アタウルフォ・アルヘンタを語りつくす ほか)
第3章 指揮者たちのカレイドスコープ―20世紀演奏のクリップボード・第一(ピエール・モントゥー;トーマス・ビーチャム ほか)
第4章 器楽奏者たちのアイデンティティ―20世紀演奏のクリップボード・第二(バリリ四重奏団;アマデウス弦楽四重奏団 ほか)
著者等紹介
竹内貴久雄[タケウチキクオ]
音楽文化史家、音楽評論家、書籍編集者。1949年生まれ。詳細な調査を行って解説したCD『黎明期の日本ギター曲集』(演奏:山下和仁、日本クラウン)が文化庁主催芸術祭大賞を受賞して以来、近代日本の西洋音楽受容史に深く関心を持って研究を続けている。レコード・CDコレクターとしても著名で、その収集の成果は、演奏スタイルの変遷を踏まえたクラシック音楽評論として、独自の視点を示している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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