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内容説明
クイーンのボーカリスト、フレディの知られざる素顔。生い立ち、少年時代、栄光、恋人たち、そしてエイズとの戦い―。数多くの証言から「真実」を浮かび上がらせた決定的伝記。
目次
モントルー
ライヴ・エイド
ザンジバル島
パンチガニ
ロンドン
クイーン
フロントマン
メアリー
トライデント
EMI〔ほか〕
著者等紹介
ジョーンズ,レスリー・アン[ジョーンズ,レスリーアン][Jones,Lesley‐Ann]
ジャーナリスト、新聞のコラムニスト、TVキャスター。音楽・メディア業界で25年以上の実績を持ち、これまで8冊の著作が出版されている
岩木貴子[イワキタカコ]
早稲田大学文学部、ダブリン大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiru
94
友達に強引に誘われて観た『ボヘミアンラブソディ』の映画と本の感想。栄光と挫折とリブートの話かと思ってけど、全然違いました。主人公を“英雄”ではなく“人間”として描く、心に深く突き刺さる映画でした。恋人として最愛の相手はそばにいたけど、人間としていちばん好きで、自分の人生を明るく照らしだしてくれたのはメアリーだったと思う。その存在を失う辛さに胸が塞がれてしまう。心から好きなことに真剣なら、間違ってもやり直せる。命にリミットがあっても、人生に『時間切れ』はないんだなって思いました。★52019/05/19
あや
57
曲を何曲かしか知らなかった私が、映画を観てからクイーンの大ファンに。 街を歩けば知らない間にクイーンの曲を口ずさみ、書店に行けばクイーン関連の書籍を読み漁る…。 そんな楽しい日々の中でこの本に出会いました。 平成の終わりから読み始め、年号がかわって数日経った今日読了。 色々な真実を知ることができ、改めてクイーンを好きになりました。 映画館で何度も見たボヘミアン・ラプソディーを、また違った見方で観れそうです。2019/05/23
はるき
43
現在公開中の「ボヘミアン・ラプソディー」の余韻にひたりながら読む。詳細な資料を基に彼の内面を掘り下げる重厚な考察でした。彼の歌が何故あんなにも切実で寂しく、それでいて力強いのか?ファンならずとも興味深く読めそうな良書です。2018/12/29
井月 奎(いづき けい)
39
私にとって芸術家とは、美しく楽しいものに触れさせてくれる人であると同時に私を強く鼓舞してくれる人なのです。フレディ・マーキュリーはまさに大きな、そして麗しい芸術家です。感情が豊かで行動力に富み、精神が繊細な人が万世の中から美を選び出し人々に提示できるのですが、繊細な精神はフレディに殉教者的人生を強いりました。人は選択することができます。フレディをけた外れのパーティに身を焼いた孤独なスターにするのか、その存在を介し自らの資質を高めるために授けられた美しいパフォーマーとするのかは私たちが心で決めるのです。2019/06/01
yumiusa
32
【購入】これまで出ているQUEEN関連本の中でも、圧倒的に良書。膨大な資料とフレディとメンバー、その他、彼に関わった人たちとのエピソードなど。読み応えがあるし、真実味も十分ある。QUEENファンなら読んで損はないし、これまでの(ほぼ)暴露本に近い本に辟易していた人なら、これ一冊でその気持ちは昇華できるのではないかと思う。ただひとつQUEEN(フレディ)ファンとして言わせてもらいたいのは、タイトルの「孤独な道化」これは如何なものか、ということ。2015/10/21