内容説明
神か悪魔が乗り移っているのか?ストラディヴァリを中心に、秘められたバイオリンの謎を追う。
目次
第1章 「名器」とはなにか?(名器とは音がよい楽器のことではない?;名器とは、必ずしも弾きやすい楽器ではない?;古くなければ名器ではない?;名器のコピーでも名工が作れば名器になる?;音を聴けなくても名器は名器?)
第2章 謎に包まれたストラディヴァリの生涯(彼はどのようにして楽器製作家となったのか?;二度の結婚と家族関係をめぐる謎;九十歳を過ぎてもなお名器を作れたというのは真実か?;ストラディヴァリの技術はなぜ継承されなかったのか?;「メシア」は本当にストラディヴァリの作品か?)
第3章 バイオリンの歴史は謎ばかり(バイオリンは一人の天才が作り出した楽器?;クレモナがバイオリン製作のメッカとなったのはなぜか?;クレモナのバイオリン製作はなぜ、突然、衰退してしまったのか?;ストラディヴァリも改造しなければ使えない?;イタリア製の古いバイオリンばかりがもてはやされるのはなぜか?)
第4章 名バイオリニストと大作曲家をめぐるミステリー(タルティーニとバイオリンを弾く悪魔の物語;愛と苦悩が錯綜するモーツァルトのバイオリン;ベートーヴェンとトルストイの「クロイツェル・ソナタ」;「悪魔」と呼ばれつつ大スターになったパガニーニ;真実とジョークが入り混じるクライスラーの逸話)
著者等紹介
高橋博志[タカハシヒロシ]
1955年、群馬県生まれ。1978年、早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。ギタリスト、音楽出版社勤務を経て、1993年からフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Monsieur M.
たいそ
チタカアオイ
セロ弾き




