内容説明
名曲のスタイルを分析し、その曲の背景を知り、クラシック音楽をもっと楽しく聴く。
目次
動機(モティーフ)
2部形式・複合2部形式
3部形式・複合3部形式
変奏曲形式
ロンド形式
ソナタ形式
ロンド・ソナタ形式
カノンとフーガ
オペラ
宗教曲
いろいろな曲種
クラシック音楽のジャンル
著者等紹介
舟橋三十子[フナハシミトコ]
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科修了。日本大学芸術学部講師を経て、名古屋芸術大学音楽学部准教授。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、永冨正之の諸氏に師事。ピアノを小林仁、舘野泉の諸氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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viola
3
最近シューマン(特にクララ)とブラームスにちょっとはまり中。こういうのは本では限界がありますが・・・・いろいろ比喩を用いて、頑張ったなーという印象があります。ただ・・・・うん。やっぱりCDをつけて!!!くれないと分かりませんねぇ。どういったクラシックが好みなのかがまだ全然分からないので、「これ聞いてみよっかな~?」だとか思うために読んだようなものでした。2010/09/02
mikimikimini
2
これは最近に読んだクラシックの基礎本の中で、もっとも良い!と思った本でした。ソナタ形式などの解説も詳細にあり、各曲の主要な箇所の楽譜(数小節)の掲載および解説、コラムなども充実。簡単に書かれているのだけれど、とてもよく分かる。手元に置いて、該当する曲を聴く時には読み返したいとおもいます。2015/03/26