楽譜を読む本―感動を生み出す記号たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784636819571
  • NDC分類 761.2
  • Cコード C0073

内容説明

楽譜を知ると、音楽を聴くのが楽しくなる!ひとつだけだとちっぽけな存在なのに、不思議な楽譜の世界に入ると、生き生きと歌い奏でる記号たち。楽譜にこめられた意外な秘密や感動的なドラマが楽しく分かります。

目次

第1章 さまざまな楽譜の世界(楽譜の先史時代;ネウマの誕生で始まる楽譜の歴史 ほか)
第2章 楽譜の基礎知識(音符って何?;音名って何? ほか)
第3章 楽譜に関する20のQ&A(楽譜を見ただけで、音楽が聴こえるの?;楽譜を見ただけで、誰の作品か分かるの? ほか)
第4章 大作曲家と楽譜(楽譜よろず鑑定団;楽譜に残された謎の言葉 ほか)

著者等紹介

沼口隆[ヌマグチタカシ]
東京生まれ。国立音楽大学准教授。東京藝術大学を経て、同大学院博士後期課程を満期退学。ドルトムント大学博士課程修了。博士(音楽学)。2002~06年、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生。主たる関心領域は、18~19世紀のヨーロッパ音楽史

沼野雄司[ヌマノユウジ]
東京生まれ。武蔵野音楽大学音楽学学科、東京藝術大学大学院修士課程を経て、東京藝術大学大学院博士課程修了。博士(音楽学)。現在は、E.ヴァレーズに関する著作を準備中。桐朋学園大学准教授

西村理[ニシムラオサム]
東京生まれ。大阪音楽大学助教。国立音楽大学卒業。ロームミュージックファンデーション奨学生として東京藝術大学大学院博士後期課程およびウィーン国立音楽大学博士課程で学ぶ。博士(音楽学)。専門はオーストリア音楽史

松村洋一郎[マツムラヨウイチロウ]
山形県酒田市生まれ。横浜国立大学卒業、国立音楽大学大学院修了、慶應義塾大学大学院博士後期課程単位取得退学。専攻は西洋音楽史。現在、実践女子短期大学講師

安田和信[ヤスダカズノブ]
静岡県生まれ。国立音楽大学大学院音楽学専攻修了。国立音楽大学、桐朋学園大学、東京理科大学、立教大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

66
楽譜を「読む」のが何より好きだから、この書名と「感動を生み出す記号たち」という副題に惹かれて手にした。無味乾燥な「楽典」の教科書と違って、新進気鋭の音楽学者たちの共著による血の通った読み物である。「楽譜めくりはなぜ必要か」「どうやって暗譜するか」「なぜ色んな版があるのか」などQ&Aがユニークで面白い。「楽譜の値段は高い?」という議論を読みながら、時々IMSLPのお世話になっている私は、少し後ろめたい気持ちにもなる…。「楽譜をめぐる映画」「楽譜をめぐる小説」「大作曲家と楽譜」など楽しい話題満載で軽く読める。2020/09/17

ganesha

4
楽譜を入り口に音楽本体を眺めようという一冊。楽譜の歴史や基礎知識にQ&Aなど。グレゴリオ聖歌についてと楽譜にまつわる絵画・小説などのコラムが面白かった。2020/10/08

tom

2
お勉強。2010/10/17

バスクラ吹きなボンド

0
楽譜一般に関して書かれた本。音楽をやっている人なら「へえー」と思うことや新たな発見があると思うが,少々難しめだろう。2012/02/15

とらやん

0
本書は楽譜を読むための本じゃなくって、 楽譜にまつわるよもやま話。 なかなか面白いんだけど、 やっぱりざっとした基礎知識も書かれている。 でもそこが難しい! う〜ん、さっぱり分からん。 ....音楽って、アホには出来なかったのね。トホホ2011/06/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/629702
  • ご注意事項

最近チェックした商品