内容説明
この絵本に描かれているモーツァルトの生涯とそのたぐいまれな暮らしぶりは深く心に残り、そのころの世の中の様子もよくわかります。ビュルツブルクの音楽学者ハンスイェルク・エーヴェルトの文章と、教科書や児童書のイラストレーターとして有名なラーツェンのディートマー・グリーゼの挿絵があいまって、独自の新鮮な、時にはびっくりするようなモーツァルト像が姿をあらわし、この天才の生涯を具体的に生き生きと伝えてくれます。
著者等紹介
エーヴェルト,ハンスイェルク[エーヴェルト,ハンスイェルク][Ewert,Hansj¨org]
1965年生生まれ。ブライスガウのフライブルクで、教育音楽、音楽学、ドイツ語学、哲学を学ぶ。ロベルト・シューマンのオペラに関する論文で博士号取得。オペラの演出および演劇論の研究と並行して、様々な研究プロジェクトに参加。現在、妻と四人の子供と共にリンパール在住。ビュルツブルクの大学で音楽理論と音楽史を教えている
グリーゼ,ディートマー[グリーゼ,ディートマー][Griese,Dietmar]
1956年生まれ。デュッセルドルフのアカデミーで芸術教育、ハノーファーの単科大学でグラフィックデザインを学ぶ。学業と並行して、広告代理店でレイアウトとイラストの仕事に就く。1994年以来、様々な雑誌や書籍にフリーでイラストを描く。ハノーファー近郊在住。芸術、家具デザイン、哲学、政治に関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。