内容説明
少年のヴァイオリンはやがて大地と神話を奏でるオーケストラになった。10歳から読めるクラシック音楽入門書。音楽が試聴できるQRコード付き!
目次
第1章 ハメーンリンナの落第生
第2章 青春のヘルシンキ
第3章 留学生活
第4章 “クッレルヴォ交響曲”
第5章 カレリア詣で
第6章 交響詩“フィンランディア”
第7章 カルペラン男爵の友情
第8章 アイノラ荘
第9章 フィンランドの独立
第10章 アイノラの静寂
著者等紹介
ひのまどか[ヒノマドカ]
音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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