内容説明
ディープな驚きが満載!おもろい鉄道マメ知識。
目次
第1章 地域の歴史にまつわる駅の「謎」(Introduction 大阪は「駅」の歴史がおもしろい!;天下茶屋駅/南海電気鉄道高野線(大阪市西成区)―天下人・豊臣秀吉が駅名の由来 ほか)
第2章 周囲の地形や環境にまつわる駅の「謎」(Introduction 駅名は我が町の誇り?;関大前駅/阪急電鉄千里線(吹田市)―駅名を六回も変更した駅がある ほか)
第3章 構内配線や列車運転にまつわる駅の「謎」(Introduction 線路もダイヤも謎だらけ!;土居駅/京阪電気鉄道京阪本線(守口市)―隣駅のホームがよく見える駅 ほか)
第4章 駅舎や駅施設にまつわる駅の「謎」(Introduction 大阪の駅を極めてみよう;汐見橋駅/南海電気鉄道高野線(大阪市浪速区)―南海の一大ターミナルだった駅 ほか)
第5章 もっと知りたい駅の「謎」(Introduction 他にも大阪の駅の謎はたっぷり;万国博中央口駅(廃駅)/北大阪急行電鉄会場線(吹田市)―万国博覧会のために設置された駅があった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
81
大阪府内の鉄道の駅(路面電車の停留所を含めると約500駅あるとの事)の中から駅名の由来や立地、駅施設のナゾ、最東南西北駅の紹介など。ディープな内容から、ちょっとしたマメ知識まで。2023/09/06
きみたけ
59
ちょっと息抜き。大阪の「駅」にまつわる様々な謎を探り、駅建設の経緯、鉄道会社や沿線住民の思惑や周囲との関係、開業後より現在に至るまでの道のりなどの情報を集めてまとめたトリビア的な一冊。2016年に洋泉社より発刊した《あなたの知らない大阪「駅」の謎》に加筆修正した本。難読でお馴染み「放出」の読み方など、定番の駅名由来だけでなく、歴史的な建物・イベント・経緯の紹介、大阪の一番端にある駅など、探偵ナイトスクープばりの小ネタ集といった感じで楽しめました。京阪萱島駅のホームを貫く木の由来が分かってスッキリしました。2024/03/03
わ!
3
あっさりと読める一冊。よくある本のネタではあるのだが、内容の方では、それなりのオリジナリティがあって面白かった。おそらく駅ネタを「大阪」に限定しているためだろう。京都や和歌山、奈良兵庫の駅に関する話は律儀にも一切出てこない。「よくある〜」などと言いながら、大阪府内のもっとも東西南北にある駅…の話など初めて聞いた気がする。それがまた神戸よりもさらに西にあたる駅が大阪にあったりして…大阪の形と位置をあらためて知らされた思いがした。地名の由来なども、今まで聞いたのとは異なった由来などもあって、楽しい。2023/08/21
sa10b52
1
すごく既視感あるなーって思ったら図らずも再読本だった。2024/07/31
sa10b52
1
大阪だけでまとめた鉄道トリビア。面白かったのは針中野駅。(針中野駅ってどこ?)→近くの中野鍼灸院に由来(そんな理由!?)→その鍼灸院は平安から続いている(そんな長いの!?)といった具合。あと私の理解が間違っていなければ南海電車は過去大阪駅に乗り入れていた?なにわ筋線で南海が大阪駅に来るのは悲願と言われるけど、実は歴史の再来であるのか。2024/04/10