目次
第1章 バスという車両を知る(バスはセミオーダーメイド商品;ボディとシャーシは別の会社がつくる ほか)
第2章 バスという業界を知る(営業ナンバーのバスは3種類;バス会社の多くは零細企業だった ほか)
第3章 乗りバスを知る(まずはバス事業者のホームページを確認;路線図ではバス釣の位置関係に注意 ほか)
第4章 撮りバスを知る(すぐにキレる人は撮りバスには向かない;鉄道写真以上に求められる法令遵守 ほか)
第5章 模型と保存を知る(ミニカーといえば世界のトミカ!;ダイカスケールとトレーンの製品 ほか)
著者等紹介
加藤佳一[カトウヨシカズ]
1963年東京都生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。1986年にバス専門誌『バスジャパン』を創刊。1993年から『BJハンドブックシリーズ』の刊行を続け、バスに関する図書も多数編集。NPO日本バス文化保存振興委員会理事。日本バス友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
12
バスの本は少なからず出ているが、BJエディターズの編集長がバス趣味の楽しみ方やマナーについて纏めた本である。バス車両の基礎知識はもちろん、バスの座席や路線、さらには、バス撮影のマナーからバス車内での飲食の是非についても述べられている。ちなみに著者はバス車内での飲酒には反対とのこと。バス撮影マナーや撮影のコツとポイントや楽しみ方について書かれている本は殆んどないので、貴重な存在である。また、バス趣味団体、バス車両保存、バスイベントにも触れており、鉄道ほどではないがバスでも熱心に取り組まれていることを述べる。2021/07/19
MASA123
7
図書館の新刊本にあった本。背表紙を見てバス釣りの本かと思ったら、車のバスでした。 バスのいろいろな知識がふえる。観光バス車両の流行とか、夜行バスの快適な座席位置とか(自分は、乗らないけど)、路線バスの運賃箱が世界一高機能だとか、でも、無駄知識を人に言いたくなるのは我慢しましょう。 10ページにも及ぶ日本のバス会社一覧は圧巻、奈良県は奈良交通以外にもバス会社があるのだ。見慣れたバスにも新たな発見ができそう。2021/11/14
こどもおねむ
4
図書館本。 パラパラとめくり写真が多めで、趣味入門とあったので借りてみたが、これはかなりマニアック。バス趣味としては入門なのだとは思うが、初心者はかなりびっくりするかと思われる。 流れとしては仕様や歴史から始まり、乗りバス、撮りバス、模型造型と、バスに関わる一通りの知識が得られる。 仕様や歴史は、バス会社が羅列されかなり難解。著者は何十年もバス業界を取材されているとの事。知識は半端なものではない。 ここ数年はバスに乗る機会はかなり減ったが、バスはバスの魅力がある。近所の路線バスもたまには乗ってみよう。2022/05/22
chuji
3
久喜市立中央図書館の本。2021年7月初版。書き下ろし。バス雑誌の編集長が書いたオタク本。オイラが餓鬼の頃東京にはトロリーバスが走っていたし、小学低学年の通学ではボンネットバスも走っていた。勿論、女性の車掌さんもいた。2021/09/06
蝉の一生
3
タイトルが「バス趣味」とは粋ですね。普段何気なくお世話になっているバスにかくも深い楽しみがあるとは知りませんでした。サブタイトルも「いまさら聞けない」となっていますが、バス趣味人にはそうであったとしても、門外漢にはそうだったのか!という驚きばかりです。2021/08/30