- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
目次
第1章 BEST20昭和の玉手箱
第2章 輝き続ける商品
第3章 永遠の建築
第4章 愛される乗り物
第5章 30・40年代グラフィティ
第6章 元気な「サイン」
第7章 娯楽の殿堂
第8章 街頭のシンボル
第9章 絶滅危惧種
第10章 事件・文化・モノ&流行年表
第11章 町田忍 昭和研究60年あゆみ
著者等紹介
町田忍[マチダシノブ]
昭和25(1950)年、東京都目黒区生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒。大学時代に博物館学芸員資格取得の実習で訪れた国立博物館で博物学に興味を抱く。在学中から全国を旅して、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジアを放浪。その後、警視庁警察官を経て、近・現代の庶民文化(特に風俗意匠)を研究するため、庶民文化研究所を設立。現在は執筆活動の他、コメンテーター、コーディネーター、映画・テレビ・ラジオ出演、ドラマの時代考証などと多方面で活躍している。生活文化、意匠文化、昭和遺産探訪などの著書多数。散歩の達人としても知られ、関連DVDなども手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
32
昭和に傾倒する私は、町田さんの歴代著作を参考書にしてきた。膨大な範囲で定点観測を長年続ける町田さんは、歩く資料館と言っても過言ではない。そんな町田さんが認定した100の【昭和遺産】は、取りこぼしのない完成度。初めて触れる人あらば鳥肌ものでしょう。そうだったのか!知らなかった!雑学のオンパレードは町歩きを楽しむ一助になること請け合い(人に講釈を垂れるべからず、時を待つべし)。◆残念なのは本紙の9割がモノクロだったこと。新聞連載だったからか。2021/10/25
hitotak
6
建築、食べ物、遊び道具など様々な昭和のモノについての写真(カラーでないのが残念)と著者の思い出も交えた解説。紹介されている項目は、数ある昭和本で何度も取り上げられているようなものばかりで目新しくもないが、マニアックさがなく気軽にどこからでも読めるのがいい。2021/07/30
kaz
1
著者ならではの昭和の記憶の数々。建物、乗物、各種グッズ、街角の細かな風景等々、見慣れていたはずが、いつも間にか見かけなくなったものが多々。図書館の内容紹介は『宮造り銭湯、コーワのカエル、遊郭建築、滑り台、ホーロー看板…。昭和時代に誕生し、現在の生活にも大きな影響を与え続ける生活文化を100のテーマに厳選して紹介。戦後の昭和時代の事件・文化・モノ&流行年表も収録』。 2021/11/26
ぺんぐぃん
1
約20年前、我が長男が所属していたボーイスカウト目黒3団に特別講師で来られた著者とお会いしたことがあった。当時は変わったおじさんのイメージしか残らなかったのだが、段々メディアに露出されるようになり、そのレトロ文化への愛が半端ないのが分かってきた。それにしてもアンテナの高さがすごい!あれもこれも懐かしい、確かに。でもそれを写真で記録したり、コレクションしたり、そのスタミナに目を瞠る。私より10歳年長で、共感ポイントもたくさん。巻末の著者のあゆみを読んで、その旺盛な好奇心と器用さに拍手したくなった。2021/08/25
尾原道場
0
懐かしい~2021/08/11