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内容説明
我が心の師、大塚康生さんに感謝を込めて…大塚康生、川本喜八郎、楠部大吉郎、鈴木伸一、小田部羊一、高畑勲、おおすみ正秋…日本アニメの礎をつくったレジェンドたちの思い出を綴る。
目次
1章 昭和43年「Aプロダクション」に入社
2章 伝説のアニメーターたちに囲まれた日々
3章 『ルパン三世』がつくられた頃
4章 鉄道写真家としてアニメに関わることに
5章 私が出会った日本アニメのレジェンドたち
著者等紹介
南正時[ミナミマサトキ]
1946年福井県生まれ。アニメ制作会社勤務時に知り合ったアニメーター大塚康生氏の影響を受け蒸気機関車の撮影に魅了され、以後50年以上に渡り鉄道を撮り続ける。1971年に鉄道写真家として独立、以後新聞、鉄道雑誌、旅行雑誌にて撮影、執筆で活躍。勁文社の鉄道大百科シリーズをはじめとして著書は50冊以上を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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keroppi
77
鉄道写真家の著者が、アニメ制作会社「Aプロダクション」に在籍していた当時を振り返る。大塚康生さんはじめ様々なアニメーターとの交流が綴られる。こういう方々がアニメ草創期におられたんだなぁ。ただ、鉄道写真の話や直接交流のなかった作家の話も混在していて、少しまとまりに欠ける印象。もっと制作現場の奮闘記を読みたかった。2021/08/07
スプリント
7
Aプロで働いていた著者によるアニメ制作秘話。 思い出語りがメインですがその一つ一つが貴重な時代の証言。2023/12/03
富士さん
4
こういう方がいらっしゃるなんて初めて知りました。特に東京ムービー・Aプロ系で、しかも制作というのが希少です。本業の鉄道写真の話はともかく、半分が著者と直接関係ないアニメ史の解説なのは、読み物としての商品価値のためとはいえ、アニメ史の証言としては不満なところです。制作部門の体系的な資料に乏しく、指揮系統や役割分担が不明瞭な東京ムービー初期の制作現場の具体相は、その中に当たり前にいた著者が思われている以上に貴重な情報が含まれていたのではないかと思うのです。適切な水の向け方でもっとよくなったのではと残念です。2021/06/30
ピョン吉@福島県
1
鉄道写真家の南正時さんがアニメスタジオのAプロダクションにいた時代を振り返る話。巨人の星、ルパン三世、ムーミンなどに関わった人たちが、のちにシンエイ動画、スタジオジブリに代わっていったりしたので貴重な話が多い。当時の鉄道に絡んだ話も貴重。2023/01/07