目次
第1章 駅舎デザインの冒険
第2章 石と煉瓦とコンクリート
第3章 戦後派駅舎のフリースタイル
第4章 国鉄建築の登場
第5章 電鉄駅舎の戦後昭和
第6章 訪ねてみたい無人駅舎
第7章 気になる新幹線駅舎
著者等紹介
杉〓行恭[スギサキユキヤス]
フォトライター。1954年、兵庫県生まれ。旅行雑誌や鉄道雑誌を中心に執筆。特に駅と駅舎をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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旅するランナー
202
新橋と横浜を結ぶ日本初の鉄道が開通したのが、1872(明治5)年10月14日。かれこれ150年の間に建てられ消えていった多くの駅舎。それぞれの時代の空気を映したデザインをご紹介。最近の斬新な駅舎、上信電鉄上州富岡駅・広島アストラムライン新白島駅・JR御殿場線足柄駅・JR常磐線日立駅をはじめ、レトロモダンな近鉄宇治山田駅・山梨富士急行都留市駅など、旅して訪れたい駅がワンサカあり。JR神戸駅も、こうやって見ると素敵だな。皆さんのお近くの駅も見直してみる切っ掛けになりそうです、なんて思いは続くよ、どこまでも。2021/07/23
Tadashi_N
18
駅建築の多様性を、素材や時期の縛りなく教えてくれた。2023/03/05
喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》大正・昭和・平成に作られたどれも素敵な駅舎ばかり。私は、レトロな駅舎が好き。2021/05/16
月と星
4
★★★前半は確かにモダン。後半は昔のモダン,趣がある。意外に近くに素敵な駅舎があり,行ってみようと思った。2021/05/30
お抹茶
2
モダンと言っても木造駅舎に対して現代的という感覚で,東京駅や上野駅など定番ターミナル駅から地方の無人駅まで多彩なチョイス。鉄道会社の建築社員や建築家による,時に大胆なデザイン,時代を色濃く反映したデザインなど,個性豊かな駅が並ぶ。第6章に載っている,平成に入ってからの駅舎シンプル化で登場した,コンパクトだが“現代”の感覚の駅舎が一時代のアイコンになりそうな予感。2024/08/17