内容説明
中里介山、藤沢周平から宮部みゆきまで歴史・時代小説の名作・傑作を厳選。暮らしを支える川からの「メッセージ」を聞こう!
目次
まえがき 川旅、そして時代・歴史小説から学べること
第1章 川の流れは季節と人を語る
第2章 舟運が人々の暮らしを支えた
第3章 川から生きる力をもらう
第4章 幸せはいつも川が運んできた
第5章 河原には人の情念が交錯する
第6章 人は川の記憶とともに生きる
第7章 川は人の心を強くする
第8章 キーワードで「川」を読む
あとがき 時の流れと川の流れ―佐伯一麦の『渡良瀬』『山海記』
著者等紹介
岡村直樹[オカムラナオキ]
1948(昭和23)年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。旅行作家。文学、音楽、映画、歴史、絵画、鉄道などを切り口に文化諸相を掘り下げ、とりわけ江戸文化、川文化などに造詣が深い。自他共に認める寅さんファンとしても知られる。“川フリーク”としては、全国109の一級水系のすべてを踏破。現在は二級水系を取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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