内容説明
駅員、踏切警見習い、普通車掌、荷扱専務車掌、乗客専務車掌、食堂車会計係と結婚、広報課。昭和の国鉄を駆け抜けた、檀上完爾が描く、人間ドラマ。国鉄物語全24編。
目次
第1章 私の国鉄青春日記(16歳、初めての国鉄勤務は水沢駅だった;踏切警手40年、人生のほろ苦さを知る;新前車掌、“泣きマル”に救われる;女性客を守った、勇気ある戦後の女性車掌;山田線の夜行貨物列車、ある深夜のできごと ほか)
第2章 特急車掌の物語(友愛車掌;年越し車掌)
第3章 ブルートレイン黄金時代(夢はブルートレインに乗せて―ブルートレインと少年;推進回送204列車非常停車―ブルートレインと鉄道公安員(1)
盗まれたカメラ―ブルートレインと鉄道公安員(2))
著者等紹介
檀上完爾[ダンジョウカンジ]
1929(昭和4)年、東京都三鷹市生まれ。旅行作家。45(昭和20)年から26年間にわたり旧国鉄に勤務。水沢駅員を経て盛岡車掌区、東京車掌区、東京鉄道管理局広報課勤務を経て71(昭和46)年に退職。その後、執筆活動に入り、国鉄黄金時代の体験を貴重な記録として残し続ける。2016(平成28)年9月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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