羆山渉猟―単独忍び猟記

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羆山渉猟―単独忍び猟記

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635810272
  • NDC分類 489.57
  • Cコード C0095

出版社内容情報

角幡唯介氏、推薦!!
“猟人にとって熊とは運命だ。
ヒグマを獲りたいという思いを起点に生き方までねりあげてゆく。
なんと魅力的な狩猟だろう!”

心震える狩猟ノンフィクション!
北海道稚内に移住したあるハンターの次の目標は独り山に踏み込みヒグマを仕留めることだった。

「わかった。いつか山で死ぬんだって覚悟はしておく」と妻に言われた――ヒグマを獲りたいと願うようになり、わたしは山が怖くなった。これまで無防備に歩いていた山が、違うものに思えた。


『山のクジラを獲りたくて 単独忍び猟記』(山と溪谷社)を発刊した2019年に、新たに宿泊施設を開業するべく北海道稚内市に移住した著者の次の目標は単独忍び猟でヒグマを獲ることだった。人がつくった食べ物などを求めて人目を気にせず大胆に町中をうろつくアーバンベア化した個体ではなく、人間生活と交わらない山の奥に生きる孤高のヒグマを求めて、銃を携え独りヒグマが生息する山に踏み込む。

トラッキングやアプローチの失敗の数々、羆猟犬にするべく飼い始めた北海道犬「イチ」との出会いと別れ、西村武重や今野保、久保俊治など先達の羆撃ちが活躍した時代と自身の時代の比較、クマ研究者との交流、現代のクマ問題のこと、そして苦節、5年……待望の一頭に出会う。


【目次】

■内容
はじめに

2020年
冷凍庫/ヒグマの足跡/山で死ぬのかもね/せめて狩猟は/藪の音/壁/退路/戻り足/ヒグマに追いつく/足跡の憂鬱/選択

2021年
藪に入らないとわからない/植物図鑑/娘がクマになる/追わないヒグマ/誰かのヒグマ/両輪/深雪のヒグマ/日高遠征

2022年
血統/牙/プロのトレーナー/夢路/イチの目/夜/1メートル

2023年
帰り道/あの日

2024年
根雪/単独忍び猟/山を読む/ヒグマの尻と寒波/またひとり日高へ

2025年
ヒグマを追って10日間式/いなくて大丈夫/ヒグマの山/野営狩猟/シカの死体/ビバーク/その瞬間は静かにやってくる/そのあと

おわりに

内容説明

心震える狩猟ノンフィクション!北海道稚内に移住したあるハンターの次の目標は独り山に踏み込みヒグマを仕留めることだった。

目次

2020年(冷凍庫;ヒグマの足跡 ほか)
2021年(藪に入らないとわからない;植物図鑑 ほか)
2022年(血統;牙 ほか)
2023年(帰り道;あの日)
2024年(根雪;単独忍び猟 ほか)
2025年(ヒグマを追って10日間式;いなくて大丈夫 ほか)

著者等紹介

武重謙[タケシゲケン]
1982年、千葉県出身。システムエンジニアを8年務めたあと退職。海外を2年間放浪後に神奈川県箱根町に宿泊施設を開業し、その傍らで狩猟を始める。2019年に北海道稚内市へ移住し、宿泊施設「稚内ゲストハウス モシリパ」をリニューアル開業。単独で大物を狙う忍び猟を好む。小説の執筆も行い、池内祥三文学奨励賞(2012年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

11
前作からの緻密かつどこか覚めていて、しかし無味乾燥にならない独特の情感がこもる文体は健在。北海道に生活拠点を移し、折しもコロナ禍に見舞われる中自身のスタイルで羆を仕留めるまで。道内の山でのヒグマ追跡や遭遇時の状況、その心理状態などリアルな描写はぐいぐい読んでしまう。やはり鹿、猪とは異質で否応なく畏怖を与えてくる相手ということもあり、淡々と猟の様子だけ書いていくわけにはいかない武重さんの心の動きが本書の肝だと思う。思うように追跡し獲りに行けない恐怖や焦燥を乗り越えていく本人の人間臭さの描写が魅力。狩猟とは2026/10/16

a.i

2
★★★ 面白かったけど、いまいち入り込めないというか気持ちが入っていかないところもあった。イチとの山のシーンにわくわくしてきたのに、まさか2年で亡くなってしまうとは…… 2026/10/26

スイ

2
なんかもっとぴったりな呼び方あるんだろうけど、全然浮かばない…狩猟体験記?エッセイ?羆ではあるけど、私には苦手なタイプだった。忍び猟と言うものを知ってから数年経つけど、改めて80歳超えて忍び猟をされている猟師さんの話しを聞いてみたい切に思った。 少しでも可哀想と思うなら辞めたほうがいい、そう言われた。今は何されてるのかな〜2026/10/18

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