禁断の植物園

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禁断の植物園

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784635810203
  • NDC分類 471.9
  • Cコード C0095

内容説明

危険なほど、美しい。人間の欲望を満たし、時にその闇へ陥れる、麻薬や有毒植物、薬用植物36種を紹介。

目次

第1章 誘惑のアーケード(アヘン・モルヒネ・ヘロインを人類に与えた ケシ;大麻の世界へ手招く緑の葉 アサ ほか)
第2章 秘密の薬草畑(美しい瞳を手に入れる目薬 ベラドンナ;興奮のあまり走り回る ハシリドコロ ほか)
第3章 死のプロムナード(美しき毒花姉妹;致死量一グラムの死の頭巾 トリカブト ほか)
第4章 謎めいた花園(清純な姿に秘められた素顔 スズラン;殺された弟の血が滴る オトギリソウ ほか)

著者等紹介

船山信次[フナヤマシンジ]
1951年宮城県仙台市生まれ。東北大学薬学部卒業、同大学大学院薬学研究科博士課程修了。薬剤師・薬学博士。天然物化学・薬用植物学・薬史学専攻。イリノイ大学薬学部博士研究員、北里研究所微生物薬品化学部室長補佐、東北大学薬学部助手~専任講師、青森大学工学部助教授~教授、弘前大学客員教授(兼任)、日本薬科大学教授(図書館長)などを経て、日本薬科大学特任教授、日本薬科大学薬用植物園園長、日本薬科大学漢方資料館館長、日本薬史学会常任理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

106
こういうタイトルには弱いので読んでみた。朝やケシ、サボテンの一種やコカ、マオウは麻薬系、ドクゼリトリカブト、すずらん、シキミ他の毒物系が載っている。別の本でだいたいのことは知っていたのでそれほどインパクトを受けなかった。タバコもニコチンが毒物しかしこのニコチンと別れ難くニコチンを愛人にしている方もいらっしゃる。タバコこ規制や禁煙の無理強いは売られている以上おかしいと思う。ちなみに私は元愛人と別れて21年。図書館本2022/04/10

けぴ

50
アンパンの表面真ん中に付いているケシの実。実はアヘンの元になるケシと同じ植物。夏に着ると涼しい麻の服。実は大麻の元になる植物。毒物として有名なトリカブトや強心剤のジキタリスは美しい花を咲かせる。身近なスズランやスイセンにも毒があるので注意。本書を通読すると知らない植物には安易に触らない、ましてや口にしないことが大切だと痛感!イラストのみで写真掲載がないのでGoogleで写真を検索しながら読みました。2022/07/24

tomi

26
著者が「禁断の植物園」の園長になり、植栽された植物たちを来園者に紹介してゆく。ここに植えられている(紹介されている)植物はケシ、アサから始まり、食すと幻覚を見る植物、猛毒を持ち毒殺や矢毒に使われた植物、妖しげな伝承を持つ植物等々。毒草の本ではポピュラーな植物が並ぶなか、最後の項「パンパスグラス」では他にススキや竹・笹、サクラ、ドクダミなど、庭に植えると大繁殖したり巨大化して手に負えなくなる植物たちを紹介。ある意味、これらが一番禁断な植物とも言える。2023/02/17

くさてる

25
いわゆる有毒植物、危険な植物を紹介した一冊。淡々とした冷静な筆致で語られるそれぞれの植物の生態は分かりやすくも興味深い。トリカブトやケシ、クラーレにオトギリソウ、などという有名どころをしっかり押さえたところで、トリを飾ったのは意外な特性を持つ植物たちでした。でもたしかに一般の人にとっては、きっとこれがもっとも禁断な植物なんだと思います。正方形の版型も、添えられたモノクロの図版も素敵。2022/08/28

toto

20
作者の知識とシュールさと植物愛とユーモアがあふれていて、どこか創作のような専門書。 毒か薬か、禁断かその逆か、ってのはあくまでも人間の都合。植物は本分を淡々と貫くのみ。ああ敵わない。コロンブスもコショウに魅せられて大陸発見にいたったそうな。 脱線 → 高校で生物の課題の押し花&生態調べ、私は近所に咲いてたヒガンバナ入れたんだった。「根に毒があるからかじってはいけない」って書いた記憶。他の植物も数々並べて我ながら力作だった。写真くらい残しておけば…と懐かしむ。2024/05/29

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