出版社内容情報
食べられる雑草の図鑑とレシピが1冊に! 自然の恵みをいただく摘み菜生活のススメ。
内容説明
ハコベやタンポポなど身近な123種が食卓の一品に変身!
目次
春から夏へ(ツクシ/スギナ;イタドリ;ハマダイコン;タンポポ;フノリ ほか)
秋から冬、そしてふたたび春へ(ナツメ;クズ;サワアザミ;タデ;ヤマボウシ ほか)
著者等紹介
平谷けいこ[ヒラヤケイコ]
大阪府大阪市生まれ。大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒業。小学校教諭を経て、摘み菜料理研究家。近畿植物同好会会員。食薬草の会で研究し、1985年から各地の特色を活かした摘み菜料理を創作・発表。朝日新聞「野で健康をつくる」連載をきっかけに1995年「摘み菜を伝える会」を発足。マスコミや自治体等の活動を通して“摘み菜は心と暮らしを元気にするふるさと力”をテーマに、全国に輪をひろげている
赤間博斗[アカマヒロト]
1970年、島根県生まれ。実家は元料理屋。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、関西を中心に料亭やホテルなどで修業。日本調理師協会師範、日本料理調理技能士、だしソムリエ、野菜ソムリエなど。日本料理新技術全書や朝日新聞など、多数掲載。現在、大阪屋ひいなの湯調理長。読売テレビ「かんさい情報ネットten」の“プロに勝てるか!?「シェフvs主婦」料理バトル”コーナーに出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
67
表紙の綺麗な写真とタイトルに惹かれて手に取りました。低い野山が周りにある田舎に住んでいるので、雑草は身近にあるし毎日のように草に悩んでるからこれを利用しない手はない!と思いましたが、どちらかと言うとあまり見かけない草花が多かったのが残念。それに料理のレシピの難易度の高さに驚き。本格的で料亭の和食です。彩りとほんの少しの量を楽しむハードルの高い料理です。我が家の周りには摘んではいけない草花の方が多かったような。セリとヨモギ、カラスノエンドウは春の楽しみです。あの草がスベリヒユなんだ!という発見は嬉しかった。2016/10/13
たまきら
29
ふおお、楽しい!文章がとにかく明るくてくすっとしちゃうし、フルカラーだし、たんぽぽが古くは鼓草と呼ばれていた…などなど、とにかく情報満載です。そして…完成品がもう懐石ですか!?といいたくなる繊細な美しさ!大変楽しませていただきました。また、食べちゃダメリストもすごくいいです。この本買ってもいいなあ…♡2022/03/03
リコリス
21
これは有川浩さんの植物図鑑の世界だなぁ。こんな風にゆったりと雑草を積んで摘み菜でお料理を楽しむっていいなぁ。でも、巻末に摘んではいけない植物が書いてあるのを見るとやっぱりなかなか実践できないかな。クサボケの果樹の蜜煮食べてみたい。2016/09/07
たらちゃん
5
何でも天ぷらでいいと思っていました。上品なレシピで素敵。2024/03/08
臓物ちゃん
5
「雑草などという草は無い!」とは覚悟のススメではなく元は昭和天皇の御言葉だと知ったのはつい最近のことで、それとは関係ないけどレンタル。ゴールデンカムイのニリンソウがメチャ美味そうなのと同じく、こういうゼロから食料を得るのは男料理のロマンだよなぁ。料理まったく出来ないけど理屈無しでたまに借りたくなる料理本の一冊。2016/08/15