内容説明
「薬草」をキーワードにして、ヨーロッパ文化の深層に迫る知的冒険。ロングセラー『魔女の薬草箱』著者による待望の姉妹本。
目次
第1章 グリム童話―魔女と薬草(「白雪姫」―白雪姫の継母は魔女か セイヨウリンゴ;「ネズの木の話」―甦りの木 セイヨウネズ;「いばら姫」―「賢い女」は魔女か ハマナス/イヌバラ;「六羽の白鳥」―呪いを解く草花 ハナニラ/アストランティア・マヨール;「ラプンツェル」―金髪の娘と魔法使いの女 フェルトザラート;「ホレおばさん」―祝福されたニワトコの木 セイヨウニワトコ)
第2章 ドイツの伝説―魔女と不思議な植物(「ドリュベックの若者」―ヴァルプルギスの夜と薬草 魔女草;「魔女ヴァーテリンデ」―薬草摘みの乙女;「アルラウネ」―フィクションになった植物 マンドラゴラ;「コルヴァイ修道院のユリ」―死とつながる花 ユリ;「ジークフリートの死」―竜の血とボダイジュの葉 セイヨウボダイジュ)
第3章 聖書―古い時代の植物(雅歌―ザクロの片割れのような頬;過越祭―最後の晩餐のメニュー;十分の一税―支払いは薬草で)
附録 ドイツの薬草園と魔女迫害の跡地を訪ねる(薬草園;魔女迫害の跡地)
著者等紹介
西村佑子[ニシムラユウコ]
早稲田大学大学院修士課程修了。青山学院大学や成蹊大学の講師を経て、現在はモアビートプロモーションの「ドイツセミナー」講師。これまでに「グリム童話の魔女たち」展(栃木県いしばし町グリムの館)の企画・監修やドイツ魔女街道ツアーの同行講師、薬草専門誌に連載記事を掲載するなど、ドイツの魔女と薬草にかかわってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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