内容説明
春、野はスミレやカキドオシなどの花々、みずみずしい草の緑、そしてきのこたちに鮮やかに彩られます。また秋には、色づいたコケモモの実、どんぐりや木々の落葉などとともに、きのこは森に入った私たちに素敵な風景を見せてくれます。本書は、そんなきのこのある自然の一画を、やさしく繊細なタッチで描いています。そして、8年間に描いた作品約500枚の中から画家自らが厳選した64枚の絵を、この画集にまとめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
20
(図書館本)著者が8年間に描いた作品約500枚の中から自ら厳選した64枚の絵を収録。繊細で優しく描かれたエノコはとても美しい。まさかキノコの画集を手にする事になるとはちょっとビックリ。2016/11/22
わらわら
4
表紙のきのこ「ベニテングダケ」小林路子さんはきのこの世界の魅せられたそうです。この本も山と渓谷社からの出版。立派なきのこ図鑑です。私は絵に魅せられてます。引き込まれてしまうのです。2018/03/01
ウタマキ・コウ
1
ほぼ実物大で描かれたきのこの画集です。素敵なきのこがいっぱいです。ながめていると、実際に生えているきのこを見に行きたくなります。フィールドノートの文章も素敵なのです。2013/07/21