街の木のキモチ―樹木医のおもしろ路上診断

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635580298
  • NDC分類 653.2
  • Cコード C0045

内容説明

街は樹木が面白い!樹木医が、街で見かけた「おもしろ樹木」を徹底解説。木のキモチがわかると、街歩きが100倍楽しくなる。

目次

1章 悪い星のもとに
2章 こんな私にだれがした?
3章 私はあきらめない
4章 希望の光
5章 根っこが大事
6章 幸せな樹木

著者等紹介

岩谷美苗[イワタニミナエ]
1967年、島根県の兼業農家に生まれる。東京学芸大学入学を機に上京。大学卒業後、森林インストラクター第1期の試験に合格し、女性初の森林インストラクターとなる。樹木医の試験も受け、1998年、樹木医に。2000年には、NPO法人樹木生態研究会を設立。現在事務局長。現在2児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

77
今の住まいに引っ越して、この町の街路樹の素晴らしさを日々堪能。この本を読んで目の付け所のユニークさに感嘆。春には杜の都とお別れするので名残惜しい。2018/02/09

onasu

24
「日頃よく歩いている道沿いに、どんな木があるか、思い浮かべることはできますか?」、との書き出しにはうならされた。一番身近な自然(植樹であっても)に、一片の関心も寄せていなかったのだから。  落ち葉の苦情などが寄せられれば、伐採されかねない街の樹木たち。それでも隙あらば、すくすくと育っている様子が面白おかしく紹介されており、それらは街を歩けば、直ぐにも目にできるものばかり。  立派な木があれば、その家の方と顔を合わせた際、「いい枝振りですね」と声を掛ければ、少しでも大事にしてもらえるかも、とは試してみよう。2017/10/17

ちゃちゃ

24
木の気持ちがよく伝わってきました。木は,言葉を使えないし,逃げ出す足もないから本当に気の毒だなあ・・・。木の時間と人間の時間では,スケールが全然違うのだから,木の気持ちを考えてお付き合いしなくてはいけないのに,人間は自分の都合しか考えてないんだからなあ・・・。2011/06/19

もえたく

18
下村敦史氏が『緑の窓口』を書く際にインスパイアされた樹木医のお話。『街のヘンナモノVOW』の街の木バージョンといった感じで写真とイラストを使って面白く紹介しながら、手すりを飲み込んでいる木の謎などを樹木の生態と共に解説されています。実際に、うちの近所にもあるフェンスの金網に食い込んでいる木の枝も、この本を読んで納得。街歩きする際に樹を見るのが楽しみになりました。2018/02/25

Maiラピ

17
木の目線に立ってみると人はなんと自分勝手で、理不尽なことばっかりしてることに気が付きます。この本を読むともっと木のことが知りたくなり、いや隣人として知るべきで、木にも心があり、生きていく権利がある!と強く思ってしまいました。『木がいまある姿になったのはいろいろな理由があります。』2011/05/31

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