秘瀑―台高山脈珠玉の渓

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784635546539
  • NDC分類 291.65
  • Cコード C0072

内容説明

地図にもない、名もない秘瀑を含む滝450本以上を写真で紹介。元大阪わらじの会会長渾身の一冊。40年以上かけて踏査した台高山脈の隠れ滝を、著者の思いと共に綴った貴重な記録。高度な登攀技術をもった著者だからこそ撮影できた、容易に近づけない滝も多数掲載。多数の初溯行、初登攀ルートを切り開いた著者の回顧録も必見。

目次

台高山脈北部(大杉峡谷;宮川ダム周辺;櫛田川流域;吉野川源流域;吉野川中流域)
台高山脈南部(銚子川・又口川流域;船津川・三戸川流域;東ノ川源流域;東ノ川下流域・小口橋周辺;北山川源流域)

著者等紹介

川崎実[カワサキミノル]
1949年大阪府松原市生まれ。1968年「大阪わらじの会」へ入会。本格的な沢登りを始める。1970年代ゴルジュ、大滝登攀、厳冬期遡行などを実践し、現在の沢登りの原形を作る。1976年~85年「大阪わらじの会」の代表を務める。1990年~単独で紀伊半島の台高、大峰エリアで滝の写真撮影を行う。2010年8月14日大峰山脈白川又川本流ゴルジュにて永眠。享年61歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piccoro116

0
著者は過去、大阪わらじの会の代表を務めてらっしゃいました。沢登りという活動の黎明期からその技術やスタイルを切り開き、まさに当時の関西の沢登りの第一人者であったといえるでしょう。2010年大峰の沢で命を落とされています。 大阪わらじの会の方が、詳細な報告書を出されています。この本は著者が生前、関西の台高の地域の様々な滝を撮り続けていた写真が2011年にまとめられ、出版されたもの。普通の沢の本とまったく異なるグレードのつけ方をしているのにこだわりを感じます。 2013/08/24

月と星

0
★★★実は、台高山脈って初めて知りました。滝の宝庫ですね。透明な水が岩に当たって白く輝くのが、本当にキレイ。糸が垂れているように真っ直ぐで、思わず手を伸ばしてみたくなる。1つとして同じものはないのでしょうから(473もの滝の写真があります!)、飽きずに鑑賞できます。特に凍った滝は面白いですね。2011/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3887575
  • ご注意事項

最近チェックした商品