内容説明
セルフビルドは思ったより簡単でした!木造軸組工法完全対応!DIYで「木の家」を建てるための画期的入門書!失敗しないための設計方法や材料の買い方、木材加工、棟上げ、内外装、設備工事まで、セルフビルドの基礎知識と裏ワザを豊富な情報量で徹底解説します。
目次
序章 建築の素人が本当に家を作れるのか?
1 買い出し編―建築材料を賢く安く入手する
2 設計編―これで完璧!素人でも描けるカンタン設計術
3 基礎工事編―布基礎とブロック基礎のDIY的作り方
4 木材加工編―セルフビルドで“刻み加工”にチャレンジ!
5 上棟編―柱や梁を組み上げる=上棟の手順と注意点
6 屋根工事編―素人でもできる、いちばん簡単な屋根作り
7 壁工事編―壁の下地作りと窓入れ、外壁の張り方
8 内装工事編―無垢の木や珪藻土で快適な住空間を!
9 設備工事編―電気配線からキッチン・風呂の取り付けまで
著者等紹介
氏家誠悟[ウジイエセイゴ]
信州大学農学部林学科卒業。岩手県職員として林業、治山、自然保護などの分野で勤務するかたわら、木造住宅の建て方を独学で勉強し、設計・基礎工事・木材のホゾなどの刻み加工をはじめ、ほとんど自力で自宅を建築。第二種電気工事士の資格も取得して電気配線も手がけた。現在は県職員を辞し、手作り家具の製作などを行っている。1958年3月22日生まれ。岩手県在住。DIYアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
23
説明が実体験に基づいているのでとても分かりやすい!さりげないけれど下水処理の部分はすごく勉強になりました。2020/09/10
じじちょん
4
今流行りの、写真多めのリノベーション系の本と違い、文章が多いが、色々と参考になる内容だった。材木の向きと反りの関係や、排水、ダクト、電気の配線に関しても勉強になった。ちゃんと資格とって作業しているのでえらいなーと。 冬場のコンクリ打ち作業で、あわや失敗か・・・みたいな体験談も普通にありそう。セルフビルドやリノベーション考えている人には良本かも。2022/06/17
Yukinco
1
自分で物置を作る参考に買いました。最初は2x4で考えていましたが、この本を読んで軸組工法に変えました。専門的と敬遠されがちな木造軸組工法を素人にも分かりやすく丁寧に書いてあります。特に「軸組」の考え方や仕口の解説、墨付けに関する記述はすばらしいです。2012/01/29
石臼
1
セルフビルド自体よりも、建築や在来工法に興味があって手に取った。木の反りや集成材についての知識が特に面白かった。別にセルフビルドをしようとまでは思わなかったけれど、どこかの現場で手伝いをさせて欲しいとは思うくらいには、セルフビルドの楽しさが伝わってくる。2015/10/30
しまめじ
0
ブログを全部読んだことがあるので、本になったものを読んでみたかったのです。実際の作業風景はブログに譲るとして、事前の準備や設計図、構造の考え方が事前準備の部分がじっくり書いてあって面白かったです。いろいろな環境や状況が恵まれているのは間違いないですが、発想として面白いな~と思いました。他にもいくつかセルフビルドで家を作る本があるのですが、この本では合計650万で出来たそう。雪国で断熱や構造が余分にかかる分を減らせば350万、岡山でその値段で作れた人の本もあるのに納得です。2017/09/28