内容説明
「田んぼはどんなところ?」「お米はどうやって作るの?」「どんな生き物がすんでいるの?」「田んぼでどうやって遊ぶの?」この本は、田んぼが気になる子どもや大人、みんなの入り口です。田んぼでは農家の人たちがお米を作っています。田起こしや田植え、稲刈りなど、季節の田仕事に合わせて、カエルやトンボ、シラサギにスズメ、ミゾソバやレンゲ、たくさんの生き物が暮らしています。田んぼに行けば、そんな生き物たちと友だちになれます。いろんな遊びもできます。縄文の時代から、自然と人、そして文化を育んできた田んぼ。いちばん身近な自然を再発見しませんか?田んぼでの自然体験や環境学習のための、大人たちへのアドバイスも収録しました。
目次
田んぼへようこそ、田んぼが子どもを育む田んぼを感じよう
田んぼで遊ぼう
田んぼで自由研究
お米を作ろう
田んぼで課外学習
大人たちへのアドバイス
著者等紹介
湊秋作[ミナトシュウサク]
1953年和歌山県生まれ。和歌山県での小学校教諭としての24年間、田んぼを用いた独自の環境教育を展開。教育学修士の学位を得る。その後、ライフワークのヤマネの研究により理学博士号を取得。現在、財団法人キープ協会やまねミュージアム館長。環境教育、原体験教育、湿地の保護運動など、ますます情熱的に活動している。日本環境教育学会運営委員、NHK教育番組の制作委員、日本動物行動学会などの会員
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