ヤマケイ新書<br> 山の観天望気―雲が教えてくれる山の天気

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ヤマケイ新書
山の観天望気―雲が教えてくれる山の天気

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  • サイズ B40判/ページ数 142p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784635510721
  • NDC分類 451.2
  • Cコード C0275

内容説明

山の天気は変わりやすい。登山中でもスマートフォンで天気の最新情報は入手できるが、いつも電波があるとはかぎらないし、麓の予報が当てはまるとはかぎらない。そんなとき、気象変化を教えてくれる身近な存在が「雲」。山で見かける雲の特徴を知る楽しみや、急変する山の天気から身を守るリスクマネジメントを紹介します。

目次

1章 観天望気の基本(観天望気とは;雲の種類;上層雲;中層雲 ほか)
2章 悪天を知らせる雲とさまざまな現象(強風を知らせてくれる雲(笠雲と吊るし雲)
強風を知らせてくれる雲(レンズ雲と旗雲)
積乱雲の一生
梅雨前線と雲その1 ほか)
3章 気象のリスクから身を守る(落雷と強雨から身を守るために その1―天気図から予想する方法;落雷と強雨から身を守るために その2―雲と風から予想する方法)

著者等紹介

猪熊隆之[イノクマタカユキ]
1970年生まれ。山岳気象専門会社ヤマテン代表取締役。チベット・チョムカンリ登頂、エベレスト西稜(7700m付近まで)、剱岳北方稜線全山縦走などの登攀歴がある。著書多数

海保芽生[カイホメイ]
1992年生まれ。気象予報士としてヤマテンに入社(執筆時)。月刊誌『山と溪谷』(山と溪谷社)では読者モデルとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

spatz

17
うろこ雲はみそ汁をあたためたときの模様ににている(同じ原理)。 比喩がたのしい、著者は雲が大好きなのだなとわかる。 こういうの、実は前から知りたくて何度も何度も子供向けの本から読んでみているのだけど、向いてないみたいで(😢)あたまがついていかない。天気図の読み方とかそういうの。 きれいな写真をたのしめた。登山する人とか向き。

やっちゃん

10
山好きとしては備えておきたいスキル、観天望気。一度読んだくらいでは到底身につかないんだけど、空を眺めて雲を観る山での楽しみがひとつ増えたのは嬉しい。八ヶ岳や丹沢などの例がわかりやすかった。2022/07/08

ろく

7
◆観天望気は雲の様子などから天気を予測すること(=空の状況から上昇気流の発生具合や空気の湿り具合を見極めること)。天気図や天気予報の情報に観天望気を加えることで予測精度が高まる。◆雲にも色々な表情があり、それを見ることで上空の風の強さもわかる。◆温暖前線通過時の雲の様子は今まで全く気にしてなかったので注意したい。◆八ヶ岳など周囲の山々の天気の指標となる山域があることも初めて知った。2021/04/18

シャム

3
とても勉強になった。2024/08/27

Tomohito Moriyama

2
図や写真が多くてわかりやすい。「やる気がある」っていう表現が親しみやすくて良い。八ヶ岳・谷川岳の天気が周囲の山域の指標になるという話が面白かった。時間をかけて繰り返し実践しないと絶対に身に付かないけれど、とりあえず根っこのところが知れて良かった。

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