内容説明
ソロ登山者は常にリスクと向き合い、孤独や不安とともに歩いています。しかし、その道程には、単独ならではの喜びもあります。なぜひとりで登るのか。どうすればひとりでも安全に登れるのか。実践者たちの思考と技術を紹介します。
目次
第1章 ソロ登山とは(インタビュー 私がひとりで登る理由;解説 ソロ登山を知る)
第2章 ソロ登山の技術(解説 ソロ登山のプランニング;解説 ソロ登山者の装備;歩行技術;読図のポイント;天候判断)
第3章 ソロ登山の遭難事例(事例1 道迷いからの滑落―足尾山地・皇海山;事例2 残雪のビバーク―東北・神室連峰;体験談 単独登山者のヒヤリハット体験)
第4章 ソロ登山のリスク管理(解説 入山前・登山中の遭難対策;解説 緊急ビバーク;解説 自分を救うファーストエイド;解説 救助要請)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
44
安定のヤマケイ。山に登りたくなる。ソロ登山にも事故はつきもの、どう生き抜くか。低山だからといって侮るなかれ。以下メモ。一人だと山を全て独り占めした気分になる。最低限の装備が命を救う。行動食は多めに。ビバークの際は持っているものを全て身につける。濡れていることは致命傷になる。ザックも足先の冷えを防ぐために活用。電話が通じないところでも、メールは通じる可能性あり。2023/05/21
Tadashi_N
15
ソロも基本の積み重ねだが、完成度の高さが必要。2023/07/16
キタ
10
取り急ぎ軽く流し読み。2024/10/08
イワトコナマズ
10
ソロ登山の登山計画の立て方やリスクマネジメントなどがたくさんの方の経験談を交えながら紹介されています。ソロ登山は通常の登山よりもリスクが高いことを意識して、体調や装備を整えます。2021/10/25
ひまわり
7
登山をしていると,よくソロ登山者を見かけます。ソロじゃなくても登山をする上で参考になる本でした。2021/07/10