内容説明
「便利さ」「楽しさ」「安全性」。テクノロジーの発達は多くの効用を登山者にもたらした。しかし、その一方で、テクノロジーに頼り、依存し過ぎることが原因で、遭難したり、遭難一歩手前まで追い込まれたりする登山者が近年は増えている。登山者は、どのようにテクノロジーと向き合い、活用するのが最適か。現役登山ガイドが「IT時代の山岳遭難防止」を考える。
目次
第1章 テクノロジーの発達と最近の遭難の関連性は(現代登山者の危うい傾向;変化してきた登山の学び方 ほか)
第2章 登山者の行動をサポートするために進化するテクノロジー(日常生活を便利にするテクノロジーが登山もサポート;速やかな情報伝達を目指すためのさまざまな試み ほか)
第3章 遭難者を救うために進化するテクノロジー(登山者が遭難したらどうなるか?;登山届提出の問題点 ほか)
第4章 登山とテクノロジーの現在、そして未来(テクノロジーを意識的に活用し、増え続ける遭難を減らす;危険を引き寄せないために注意すべきこと ほか)
著者等紹介
木元康晴[キモトヤスハル]
1966年、秋田県出身。東京都山岳連盟海外委員、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージ3)。2009年から登山ガイドの仕事を始め、2011年から「山と溪谷」「ワンダーフォーゲル」「岳人」などで数多くの記事を執筆。ヤマケイ登山学校『山のリスクマネジメント』では監修を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hatayan
貧家ピー
4丁目の父ちゃん
FK
Hiroshi Ono