内容説明
「UTMF」初開催まで何があったのか?知られざるエピソードがすべて明かされる。
目次
日本初の100マイルレースを
メタボ外科医、ランニングに目覚める
いじめられっ子、トップトレイルランナーへ
富士山1周レースやろうぜ!
開催認可への道は100マイルより長い!?
トレイルランニングレースのつくり方
いざ、UTMFスタート
選手のボリュームゾーンを追いかけろ
ついに富士山1周がつながった!
試練の二晩目
夢のフィナーレ
UTMFの未来に向けて
著者等紹介
鏑木毅[カブラキツヨシ]
1968年生まれ。プロトレイルランナーとして世界の一線で活躍する日本の第一人者。そのかたわらレースプロデューサーとして多くの大会に関わる。UTMFの実行委員長
福田六花[フクダリッカ]
1965年生まれ。96年からマラソンを始め、やがてトレイルランニングの大会オーガナイザーとして活躍するように。医師やミュージシャンとしての顔ももつ。UTMFの副実行委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーちゃん
105
UTMF開催への情熱、苦労、そしてチームワーク、感動が伝わってきた。普通のロードレースでも大変なのにウルトラ、しかもトレイルなのは並大抵ではないでしょう。 最後に子供・結婚については山の神様のご褒美かと。 2019/10/30
ビブリッサ
36
鏑木毅さんと福田六花さん、チャーミングで熱い心が伝わってくる一冊でした。過酷なUTMFには私は到底エントリーできないけれど、朝に少しだけでも走れば、自分の身体と向き合えることは知っています。UTMFを走れるような人は、もっともっと自分を知り、更に走りながら自身を整えることが出来るんだろうな。フィジカルの強さはもちろんピュアで一途な精神が垣間見えて、読んでいて何故かジーンとしちゃいました。2016/08/09
tonpi
16
いつかは、UTMFに出てみたい(^^♪2015/11/05
ロッキーのパパ
13
鏑木毅と福田六花の二人がいかにUTMFを作り上げていったかを書いている。 話には聞いていたけど、本当に様々な苦労があったことが分かる。そして、さらに良いイベントにしようとしていることが伝わってきた。 あと数日に迫ったUTMFに向けてモチベーションを高めることができた。2015/09/21
ランフランコ
6
トレランする人や興味ある人には猛烈にオモロイはず。一からレースを作るなんて事は想像を絶する困難が待っている。みんな情熱の塊だ。こんなにも情熱を傾けてられるものがあることは幸せだ。トレラン自体が変態の成せる技だと思っているが、レースを作る方は軽く10倍は変態である。素晴らしき変態たちに最大限の拍手を。2023/05/12