出版社内容情報
慕われ、頼られ、愛される
人間力の磨き方と響かせ方
「長老力」とは、年齢を重ねたことで得た知恵や経験、洞察力を生かして周囲に貢献する力。長老力を発揮する人は、若い世代や周囲の人々の成長をサポートし、謙虚な姿勢で知恵を共有する。また、自分自身も常に学び続ける姿勢を持ち、柔軟性を保つことが特徴である。
一方、「老害」とは、年齢や経験に固執し、自分の価値観ややり方を他者に押し付け、周囲の成長や変化を妨げる行動や態度を指す。老害は、自らの過去の成功体験や知識にしがみつき、他者の意見や新しい考え方に耳を傾けないことが特徴だ。これにより、職場やコミュニティでの関係がぎくしゃくし、周囲に不必要な負担をかけてしまう。
「長老力」と「老害」の決定的な違いは「謙虚さ」と「他者への配慮」である。長老力を持つ人は、自分がすべてを知っているわけではなく、他者からも学ぶことができるという謙虚な心を持っている。また、他者の成長や意見を尊重し、自分の役割はあくまでサポートであると考えている。
これに対し、老害は自分の知識や経験を絶対視し、他者の成長を阻む態度が根底にある。老害の行動は、自分の存在を過大評価し、周囲に与える影響を考慮しないことが多い。
長老力を発揮し、老害とならないために
◎常に学び続ける姿勢
◎他者の尊重
◎役割を理解することなどのマインド
を古今東西の具体例をまじえながら、わかりやすく解説。
【目次】
■内容
はじめに
1章 「長老」のイメージを持つことから始めよう
2章 「長老力」をどう身につけるか
3章 背中が示す静かな「長老力」
4章 「長老力」を次世代へつなぐ
5章 言葉を磨き、響かせる「長老力」
6章 人生の総仕上げとしての「長老力」
おわりに
内容説明
「老害」と「長老」は紙一重。違いは“ふるまい”と“心の整え方”。人生後半の成熟の流儀。慕われ、頼られ、愛される人間力の磨き方と響かせ方。
目次
1章 「長老」のイメージを持つことから始めよう
2章 「長老力」をどう身につけるか
3章 背中が示す静かな「長老力」
4章 「長老力」を次世代へつなぐ
5章 言葉を磨き、響かせる「長老力」
6章 人生の総仕上げとしての「長老力」
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な受賞作品に宮沢賢治賞奨励賞を受賞した『宮沢賢治という身体』(世織書房)、新潮学芸賞を受賞した『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、シリーズ260万部を記録し、毎日出版文化賞特別賞も受賞した『声に出して読みたい日本語』(草思社)などがある。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』の総合指導もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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