内容説明
新型ウイルスに効くのは、抵抗力・免疫力しかない。ウイルスは紫外線にとても弱い。歩行が新型ウイルスやインフルに強い免疫力と体力を生む。ウイルスは人類の大先輩、上手に付き合おう。
目次
第1章 まずはウイルスの正体を知る(そもそもウイルスってなに?;人類の歴史はウイルスとの闘いの歴史 ほか)
第2章 ウイルス対策は予防につきる(密閉空間における集団感染の教訓;閉じ込められると必ず病気になる ほか)
第3章 歩行習慣でウイルスを寄せつけない(歩いて抵抗力・免疫力を上げる!;ウイルスは紫外線で不活化される ほか)
第4章 新型コロナウイルスに感染したらどうする(PCR検査の限界を知る;ワクチンや薬に過度な期待をしない ほか)
著者等紹介
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年香川県生まれ。1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。1995年長尾クリニック開業。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、指導医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医。労働衛生コンサルタント。日本ホスピス・在宅ケア研究会理事、日本慢性期医療協会理事、日本尊厳死協会副理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会世話人、エンドオブライフ・ケア協会理事。関西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
39
有効なウイルス対策は、体力アップ、つまり抵抗力・免疫力を上げることだ。いわば自然のワクチン(のようなもの)をつくっておくこと。ウイルスが体内に入ると炎症反応が起きて、免疫システムが作動しはじめる。 司令塔でるT細胞というリンパ球がB細胞に、ウイルスに対する抗体をつくるように指示を出し、抗体を作っていきます。こうしてウイルスが不活性化されるのだ。 このためには、T細胞や、B細胞を活性化させるには、サイトカインと呼ぶ生理活性タンパク質の役割が重要だ。また同じくナチュラルキラー細胞を活性化させることも重要だ。2020/05/07
4丁目の父ちゃん
10
聴き慣れない言葉もあるが、要は日光を浴びながら外で体を動かせばコロナに感染しても死なない(?)と言う事かな? コロナ対策は手洗い、マスク着用でバランスの良い食事に適度の運動しかない様ですね。2020/11/15
__k
8
(U)セロトニンを補うには、1,トリプトファン(乳製品,大豆製品,イワシ等食事から), 2.オメガ3脂肪酸, 3.炭水化物, 4.ビタミンB6(サツマイモ等)2020/05/11
nori
6
Instead of ivermectin, author insisted on 'walking' as of apr, 2020. I believe possibility of this super drug but if such advocates recommend it, those may damage reputation of the drug and Dr. 大村智. Please do not show up in the mass media, Dr. 長尾.2021/11/05
ういんぐ
6
コロナウイルスに1度は罹る可能性があるのは全人口の7割と言われている。もはや罹ることを避けることは難しいため、罹ったらまずは死なないように(つまりコロナと上手に付き合う術を体得)することが大切である。そのためには、実は歩行が重症化リスクを9割軽減するといった内容が多くのエビデンスに基づいて記載されている。紫外線でウイルスが不活性になるのは知っていたが、歩行習慣がここまで免疫力を引き上げてくれるとは知らなかったのでかなり衝撃だった。日々の習慣に歩行を意識的に組み入れるようにしていきたい。2020/05/05