内容説明
まるで栗そのものを食べているようなおいしさ!6つの「栗しごと」で味わう20の洋菓子+10の和菓子。
目次
Prologue 栗しごと―仕込んでおいて長く楽しむ(栗の渋皮煮;栗の甘露煮;栗のペースト;栗ジャム;栗バター;パンと楽しむプチレシピ)
1 栗の洋菓子―リッチな気品が漂う(栗のラムケーキ;栗と和三盆糖のモンブラン;栗のマドレーヌ ほか)
2 栗の和菓子―ほっこり素朴な味わい(栗と抹茶の浮島;栗のどら焼き2種;栗蒸しようかん;栗の琥珀糖;栗きんとん;栗最中;栗粉もち;栗のきんつば;栗大福)
著者等紹介
下園昌江[シモゾノマサエ]
お菓子研究家。1974年鹿児島県生まれ。筑波大学卒業後、日本菓子専門学校で製菓の技術と理論を学ぶ。その後パティスリーで6年間修行。2001年スイーツのポータルサイト「Sweet Cafe」を立ち上げ、幅広い視点でスイーツの情報を発信しながら、国内外のさまざまなお菓子を実際に食べ歩く中で、フランス菓子の魅力に惹かれる。2007年より自宅でお菓子教室を主宰し、お菓子の歴史から素材の特徴まで深く学べるレッスンが評判を呼び、人気の教室となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よこたん
30
栗の季節が去った後に、ようやく手に取れた。今秋は、生栗は1回買ったものの、栗ご飯用に皮を剥くことが億劫になり、茹でて食べた。結局下ごしらえのハードルが高いのだ。鬼皮剥きは力仕事だし、渋皮剥きは繊細さと根気が必要。手間を掛けた分、美味しいのはすごくわかっているけれど。来年は栗のペーストを作ってみようと思う。茹でて皮から出して潰して砂糖と練り合わせて加熱。簡単。パンやアイスに乗せるだけでも美味しそう。柔らかいおもちにかけた「栗粉もち」覚えておかなきゃ。栗がぎっしり詰まった栗蒸し羊羹を食べたいなあ。2023/11/19
あひる
2
美味しそうな栗スイーツが載ってます。でも、栗を剥くの大変そうだね。2023/10/25
kaz
1
どれも間違いなく美味しそう。図書館の内容紹介は『栗のラムケーキ、モンブラン、マロンパイ、栗蒸しようかん、栗きんとん、栗大福…。渋皮煮・甘露煮・ペースト・ジャムなど「栗」のおいしさを閉じ込めた栗しごとと、それらをつかった和洋のお菓子レシピを紹介します』。 2024/03/07
お抹茶
1
栗しごととある通り,生栗を手に入れてから,渋栗煮や甘露煮やペーストを作るところから始まる。栗をしっかり使ったお菓子のレシピを洋菓子・和菓子ともに紹介。比較的手間をかけるお菓子が多い印象。中級者以上向けかなと思う。シックな写真で,栗のさままざな顔を楽しめる。2024/02/14
ひいろ
0
料理研究家のuraraさんおすすめの下園昌江さん。昨年あれほど二度と渋皮煮なんてやるものかと思ったのに、今年も立派な栗が並びはじめると栗仕事に挑戦したくなる、栗にはそんな引力があるように思います。手間がかかるけれど、かわいい子、おっしゃる通りです。レシピ本として参考になるのに加え、お菓子の魅せ方も写真にデザインやレイアウトも素敵で、これはよき一冊に出会いました。渋皮煮だけで手一杯で、お菓子作りにまで到底及ばないけれど、とりあえずレシピをストックしておきます。栗の染め物もなんて素敵な、思いがけない情報です。2024/10/16
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- 和書
- 1960年代論 〈2〉