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内容説明
フライフィッシングは奥深い釣りである。それは、基本に忠実にトラウトに挑んでも、思った通りの結果を得られないといった矛盾を秘めているからである。本書は、フライフィッシングのエキスパートである著者が、その矛盾や疑問点を解消するために、自らが経験したケーススタディを、100の項目に分けて解説している。
目次
春のトラウトリバーを釣る
晩春から初夏にかけての狙い方
夏から秋にかけてのトラウトストリーム
湖のトラウトフィッシング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
33
再読。釣りに行き詰まるとこの本を開く。今回は、大物ブラウントラウトをどうしても釣れなくて悩んだ挙句、手に取った。私のメインフィールドは千歳川。昔はヤマメやニジマスがたくさんいた素晴らしい川だったが、20年くらい前に誰かが欧州産のブラウントラウトを放流してから少しずつ様相が変わってきた。ヤマメとニジマスが激減し、去年には皆無になった。今年には小さいブラウンもいなくなった。大きなブラウンがみな食ってしまったのだ。この本を再読して少しヒントを得たので、次回の釣行の際に試してみる。2024/07/10
AICHAN
32
売ってしまった本だがアマゾンで買い戻した。もう釣りはしないだろうとあきらめていたのだが、先ごろキャンプに行ったとき実に久しぶりに釣りをして、鎮めていた気持ちが湧き上がってしまった。それ以来、毎日毎日釣りがしたくてしょうがなく、忘れかけているフライフィッシングの戦術について思い返していた。それで思い出したのがこの本。買い戻して読んでみると、実に実戦的な教本だとあらためて思った。フライのバイブルと言ってもいい。読むほどに釣り心が募る。さあ、釣りを再開させるぞ。2017/08/20
AICHAN
31
『フライフィッシング―100の戦術』…そう、フライフィッシングは戦いなのだ。魚と人間との静かな戦い。流れの中の魚がどんな魚で、どんなものをどのように食べているか、ライズの有無、ライズのパターン、水温や流下物、飛んでいる虫などから想像し、適切なフライを結んでフィーディーグレーンにキャストする。フライがマッチしていてドラッグがかからなければ、魚が飛び出してくる。ドライフライで出ないときはどんな水生昆虫を食べているのか模索し、水の中での戦いとなる。ところがセオリー通りにはいかない。いやあ、奥が深いのだ。2017/09/29
AICHAN
19
再読。金曜に予定している釣行のために。2019/09/10