マンガでわかる カルロ・ロヴェッリの物理学

個数:
電子版価格
¥2,640
  • 電子版あり

マンガでわかる カルロ・ロヴェッリの物理学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 17時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 168p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784635350037
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0042

出版社内容情報

マンガで読める、カルロ・ロヴェッリの超入門書

『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』『すごい物理学入門』等、世界的なベストセラーを出している理論物理学者、カルロ・ロヴェッリ。
相対性理論と量子論を統合する試みの一つ「ループ量子重力理論」の世界的な権威でもある。
そのロヴェッリの物理学、世界観をマンガでわかりやすく説く、超入門書。

東南アジア、ラオスのジャングルを舞台に、ビジュアルアーティスト、ルーカ・ポッツィとカルロ・ロヴェッリの対話をもとに、エリーザ・マチェッラーリが豪華なイラストで描く。
科学や物理学を理解するのは難しいと思っている人も、この本を読めば、物理学の扉が開き、自分を取り囲む世界が違って見えるようになるだろう。
愛、物理学、アート、イラストレーションが一緒になった世界を楽しむこともできる。

2024年、ボローニャ・ラガッツィ賞のマンガ部門優秀賞(13歳以上向けのカテゴリー)を受賞。
すでに7カ国で翻訳、出版されている。

内容説明

ものごとの一部しか理解できていないってわかる瞬間があるよね。それは、人の知覚に限界があるからなんだ。でも、僕らの生きる“園”の限界を超えて飛び出そうと思うことが、科学のはじまりなんだ。

目次

1章(目覚め;直感力;セザンヌに魅せられて;つながり)
2章(科学=疑問;エデンの園;葉っぱの量子;存在するのかしないのか)
3章(下と上;宙に浮かぶ帽子;洞窟の新たな寓話)
4章(シヴァ神のレインポンチョ;表面を見えなくしたのは誰?;拍の拍)
5章(河の神;偉大なる師;画家アンリ・ルソーの予言)
6章(一瞬の間のテニスボール3000個;きみがきみなら、私は誰?;何かが欠けてつながらない)
7章(我参加する、ゆえに我あり;トンボ効果;キスの網の目)

著者等紹介

ポッツィ,ルーカ[ポッツィ,ルーカ] [Pozzi,Luca]
1983年生まれ、アーティスト。科学と芸術の橋渡しをする活動を行なう。ミラノのブレラ美術学院を卒業後、大学院でコンピュータグラフィックおよびシステムを学ぶ。美術、物理学、マルチメッセンジャー天文学、IT技術の世界から着想を得て、科学研究コミュニティと協働した視覚作品を制作している。これまでのコラボレーション先として、カナダ・ペリメーター理論物理学研究所(PI)のループ量子重力理論グループ、欧州原子核研究機構(CERN)のコンパクトミュー粒子ソレノイド実験グループなどがある。量子重力理論、天文学、素粒子物理学を学び、理論研究を深めつつ、アートと科学がハイブリッドに組み合わさったインスタレーション作品を制作。磁気を利用した彫刻、宙に浮く物体、仮想現実/拡張現実体験を特徴とする作品、止まった時間や多次元といった非日常的感覚の写真を取り入れた、パフォーマンスとしての作品も手がけている

マチェッラーリ,エリーザ[マチェッラーリ,エリーザ] [Macellari,Elisa]
イタリア人とタイ人を両親に持つイラストレーター。イタリア中部のペルージャに生まれ、現在は北部ヴィジェーヴァノを拠点としている。2012年よりフリーランスのイラストレーターとして活動し、イタリア国内外の出版物・雑誌に作品を提供。2017年、イタリアのイラストレーション作家協会賞(出版部門・金メダル)を受賞。2019年および2021年には同協会賞の漫画部門・銀メダルを受賞。その作品は、イタリア内外にて展示紹介された

花本知子[ハナモトトモコ]
1978年広島県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士課程修了。京都外国語大学イタリア語学科にて長年イタリア語教育に携わるかたわら、近年では科学書の翻訳にも注力している

松原隆彦[マツバラタカヒコ]
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。東京大学、ジョンズ・ホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryohjin

21
著者がラオスのジャングルでカルロ・ロヴェッリと対話する形で描かれています。ロヴェッリのループ量子重力理論を扱った本ということで、相対性理論や量子論など物理学の世界が語られています。理論的なことは自分には十分に理解できませんが、描かれたイラストでイメージが広がります。訳者あとがきでこの本でひっかかるところかあればロヴェッリ自身の著作を読んでくださいということですので、終わりの方で出てきた龍樹の仏教理論とのかかわりを、おすすめの『世界は「関係」でできている』で読んてみたいと思います。2025/02/10

kentaro mori

2
⚫︎僕の理解では、時間は世界の中には存在しないんだ。世界のいろんな部分のどれもが相互作用し合っていて、時間はそんな世界の相互作用の一部として存在すると思う。で、なぜ世界の部分同士が相互作用するのかというと、自然が不完全で大雑把に造られているからでもあるし、自然が自分の"ありよう"を増やそうとするからでもある、と思う。⚫︎宇宙はモノ、物質、石ではなくて、キス(できごと)の網の目でできているんだ。2025/05/04

読書の鬼-ヤンマ

0
2025年1月5日第1刷、図書館本。図書館の新刊本コーナー→手に取る→マンガ→美しい→カルロ・ロヴェッリ氏→知らない→調べる→ループ量子重力理論→???→表紙にLOOPS→読む→読み進める→うん?→ナルホド~→解ったような、解らないような。で、2章:科学とは何か?→科学=疑問=知らないことがあるという”自覚、なるほど。ソクラテス:民衆の間違った思い込みから覚醒させようとし、死ぬことになった。事実を伝える人vsそうはさせないとする宗教・組織。ところで、各ページの上にある黄色の点(・)、頁を繰る毎に右へ動く。2025/03/31

susunu1

0
ソクラテスよりも1.5世紀前の賢人アナクシマンドロス。彼は地球が丸いことに気づいていた。天は上に、地は下に、それば事実ではないと。ニュートンは時間を直線のようなものと捉えたがアインシュタインの一般相対性理論で正確な計算が可能となり、時間は低いところより、高いところの方が早く流れることがわかった。自分にとっての時間は他の人にとっての時間と違う。どこの誰にとっても同じ時間は存在しない。相対性理論と量子力学は互いに相容れない。もし二つの理論を統合できたら世界の見方は革命的に変わる。2025/03/16

緑虫@漫画

0
★★★☆ イタリア人物理学者カルロ・ロヴェッリと本作の作者がタイの森の中で対話をしつつ現代物理学を語る。よくありがちな「マンガでわかるナントカ」みたいに実用的な作りの本じゃなくてかなりアート寄り。赤と緑が基調の絵で「空間はループそのもの」「宇宙はキス(出来事)の連鎖でできている」など、謎めいた現代物理学の概念を、物質の先、空間、すなわち「空」を扱うということで仏教モチーフのイメージも織り交ぜ紹介していて、理解こそできないまでもビジュアル的にはすごく楽しめる一冊。2025/02/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22331550
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品