内容説明
ロープなし。落ちたら最後。男はなぜ、極限のフリーソロに挑むのか―クライミング界で今、最も気になる男の「魂」の書。これまでのクライミングの常識を覆し、驚異的なフリーソロの記録を出し続けてきたアレックス・オノルドが半生を振り返り、自らのクライミング哲学を語る。自身も登山家で山岳ノンフィクション作家として知られるデイヴィッド・ロバーツが共著に加わり、極限スポーツのさらなる極限に挑み続ける男の人物像を描き出す。
目次
第1章 ムーンライト・バットレス
第2章 独りきりの地獄
第3章 恐怖と愛
第4章 世界を旅する
第5章 ヨセミテ・トリプル
第6章 スピード記録
第7章 アラスカとセンデロ・ルミノソ
第8章 フィッツ・ロイ
第9章 さらなる高みへ
著者等紹介
オノルド,アレックス[オノルド,アレックス] [Honnold,Alex]
1985年カリフォルニア州生まれのアメリカ人ロッククライマー。10歳のときにクライミングを始める。カリフォルニア大学バークレー校に入学するも19歳で中退し、車上で暮らしながらクライミングに専念する。ハーネスやロープなど安全確保のための道具を一切使わずに登るフリーソロクライミングで数々の記録を打ち立て世界の注目を集める。2010年に、世界で最も優れたクライマーに贈られるゴールデン・ピトン賞を受賞。2015年には、その年の最も優れたアルパイン・クライミングを顕彰するピオレドール(黄金のピッケル)賞も受賞した
ロバーツ,デイヴィッド[ロバーツ,デイヴィッド] [Roberts,David]
1943年生まれ、マサチューセッツ州在住。クライミング関係の著作物が多く、クライマーとしても名高い。特にアラスカではマッキンリー山のウィッカーシャム壁の初登攀を含め、数々の記録を残している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yasutaka Nishimoto
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NABA
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