鷹と生きる―鷹使い・松原英俊の半生

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鷹と生きる―鷹使い・松原英俊の半生

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635310321
  • NDC分類 787.6
  • Cコード C0095

目次

序章 鷹使いが生まれた日
第1章 現代に生きる鷹使い―狩りと生活
第2章 旅立ち―修業生活へ
第3章 運命の出会い―家庭をもつということ
第4章 生きものとともに―飽くなき好寄心と愛情
第5章 デルス・ウザーラのように
おわりに―生きものとしての逞しさに魅せられて

著者等紹介

谷山宏典[タニヤマヒロノリ]
1979年愛知県豊橋市生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。大学在学中に体育会山岳部に所属し、卒業後の2001年には明大隊の一員としてガッシャーブルム1峰(8068m)と同2峰(8035m)に登頂。その後、編集プロダクション勤務を経て、09年フリーのライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

30
鷹との写真に惹かれた。生活を営む収入を得る職業としては、殆ど成り立たない職業に躊躇いもなく人生をささげた松原英俊。子供の頃から生き物が、特に鳥が好きだったが、意外だったのは大学在学中にこの道を選んだ事。軸がブレない生き方は、自分の師との決別の理由や、結婚生活・子育てからも感じられ深い感銘を覚えた。人間としての生き方が天才...そうかもしれない。読み手によっては残酷なシーンと感じる場面もある。動物への愛情はシジュウカラが松原の顔にとまり、巣営の材料にと髪の毛を引っ張ったという話からも充分感感じる事が出来る→2019/09/01

はじめさん

26
鷹を使って狩猟を行う鷹使い、松原英俊さんの半生記。日本の鷹猟は大陸から伝来し、貴族武家の支配層によって流行した。東北では冬季に動物性たんぱく質を得るために鷹を使ってウサギを獲る猟法が生まれたとか。現在では鷹を調教、実際に狩猟で使えるのは松原さんくらいとの事。重ねて、オオタカなんかは保護が厳しくなり、手に入れるのも難しい。/ 鷹は猟具ではないので、狩猟免許なしで小動物を狩ってもよい。/ 鵜飼なんぞは皇室に献上する鮎を取る役とかで、武家から皇室に鞍替えして残っているが、鷹は難しいのかね。杖の上に止まってそう。2019/01/21

minimu

21
昔からなんとなく憧れがある「鷹と生きる」鷹匠や鷹使いの生き方。ですがこちらの松原さん、ただものじゃなさすぎて。。「妻子より鷹が大事」と言い切ってしまったり、ヘビと見るや毒があろうと素手で掴んだり、お金がなくてもやりたいことをやるのに躊躇しなかったり。こんな方が日本にいたんだ、と驚きの連続でした。超自然的とも言える体験の数々もすごかったですが、意外と昔ながらの生活では、自然が助けてくれるとか、そういうこともあったのかもなあとも思いました。2019/02/20

aoko

5
鷹を使って狩りをしている松原氏の半生。鷹狩では生活していけないので、鷹狩の生活に重点を置き、その他の時間でアルバイトをして現金収入を得ている。60代後半になっても自分の望む生活ができるのは肉体的にも精神的にもすごいなぁ、と思う。生き物を見かけると追いかけて捕まえて食べてみたい、と思い、そして実際そうしている松原氏にびっくり。2020/05/17

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

4
NHKのドキュメンタリを観て松原英俊氏に興味を持った。この半生記あっての、あの番組なのだろうとは思うが、ドキュメンタリがあまりに優れていて、この本のインパクトは相対的にやや弱く感じてしまう。理解してもらいたいとは思っていないし、鷹使いの技をや文化を残したいとも思っていない、自分はただ鷹と生きたいだけなのだ、という思いは理解できるように思う。(それでも、ドキュメンタリに描かれていた女子高生の弟子のその後が気になって仕方がない。)2024/05/20

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