内容説明
フリーマンとその仲間たちは、生命共同体の神であるサケを川に呼び戻した。まだ希望はあるんだ。だって、希望のないところには神は戻ってこないだろうから…。アメリカの新しい時代は、ここ、北カリフォルニア、マトール川から始まった。エコロジーとはかくも詩的でスピリチュアルな営みだったのだ。99年北米西海岸出版協会ベストノンフィクション賞受賞。
目次
1 サーモンの水の中で
2 幽霊たちと、いま生きているもの
3 山はまだ動いている
4 規制という神聖な儀式
5 真に科学を享受するもの
6 創造の核心
7 ここが本来の場所
8 州政府にとっての幸福
9 水の流れる場所
10 根源的で純粋な美徳
エピローグ 真の人類になるための資格
本当に崇拝されるべきもの
著者等紹介
ハウス,フリーマン[ハウス,フリーマン][House,Freeman]
「マトール流域サーモン支援グループ」、「マトール修復会議」の設立者のひとり。漁師としてサーモン漁に従事するかたわら、芸術的センスと社会のダイナミズムを60年代のサンフランシスコにて体得。北カリフォルニアのマトール川流域に再定住を決め、20年以上暮らす。現在は、ペトロリアに在住し、コミュニティ活動と流域回復に尽力している。『トーテム・サーモン―聖なる生命サーモンのおしえ』が処女作となる
駒沢敏器[コマザワトシキ]
1961年東京生まれ。雑誌『SWITCH』で編集者、取材記者を経たのち、作家/翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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