内容説明
誰にでも出来そうで、その実とてつもなく難しいことがある。著者が成し遂げた、『シルクロード9400km走り旅』は、まさにその極限。これは人間の限界を越えた「ジャーニーランナーの孤独」の記録である。第6回植村直己冒険賞受賞。
目次
序章 突然ですが会社を辞めました
第1章 中国シルクロードを走る
第2章 中国の先には何があるのか
第3章 衝撃の中央アジア
第4章 イランの明と暗
第5章 西洋へ続くイスタンブールへ
著者等紹介
中山嘉太郎[ナカヤマヨシタロウ]
1957年山梨県一宮町生まれ。金沢大学薬学部、同大学院薬学修士課程修了。20代よりトライアスロンに取り組み、85年宮古島トライアスロンを完走。以降2倍、4倍アイアンマンと長距離の大会に挑み、92年には通常の10倍のアイアンマン大会を完走する。山岳マラソンやウルトラマラソンも楽しみ、自由気ままに長距離を走ることに興味を持つ。2000年6月から01年12月にかけて、前後2回に分けて中国、西安からトルコ、イスタンブールまでのシルクロード9374キロを単独で完走。第6回植村直己冒険賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。