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アラスカ垂直と水平の旅―冬季マッキンリー単独登頂とアラスカ1400キロ徒歩縦断の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635280488
  • NDC分類 295.394
  • Cコード C0095

内容説明

1998年、冬のマッキンリーに日本人で初の単独登頂・生還を果たした栗秋正寿さん。その後、彼は単身、アンカレッジから北極海に向けて徒歩縦断1400キロの旅に出る。極北の大地アラスカを舞台にした、若き旅人の物語。登山家ではない。冒険家でもない。「旅人」を自称する著者の大いなる記録。

目次

垂直の旅―冬季マッキンリー単独登山(アンカレッジで入山準備(1998年冬)
タルキートナに移動
いざ、アラスカ山脈へ
すべては一本の映画から始まった(1988年春~高校山岳部時代)
部員数が一挙に二倍に!(1991年春~大学山岳部時代) ほか)
水平の旅―アラスカ徒歩縦断一400キロの旅(のんびり歩こう!リヤカー引いて;わずか三週間の休養と準備;「アラスカ―水平の旅」へ出発!;三日目にして停滞;「水平の旅」の心得とは ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zucchina

1
栗秋さんは極めてオリジナルな存在。なぜ死と隣り合わせの過酷すぎる冬のアラスカの自然の中へわざわざ一人で生活物資全てを持って入るのか、なぜ何日も次の行動のチャンスをただ待つ孤独に耐えられるのか、冷静な判断をし続けられるのか、どう考えても辛い環境の中で「楽しむ」という言葉が多々出てくるのか、私には想像を絶することばかり。でも、誰もやらないようなことでも自分の心からの望みはこれだと知り、人事を尽くし、力の及ばない事柄には謙虚になり、人の助力は感謝とともに素直に受け取る…こんな幸せな生き方があるだろうかと思う。2013/08/04

やん

0
NHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」で栗秋氏の「山の旅人」という本が紹介され、著者のインタビューも聞いて興味を持った。本書の増補新版になる。図書館にあったのは本書だけだったので借りてみた。冬季単独登頂はいろんな山で偉業とされるが、加えて千km以上に及ぶ徒歩の旅を組み合わせるのはあまり聞いたことがない。植村直己さんを思い出すマッキンリー(今はデナリ)冬季単独登頂ももちろん素晴らしいけど、地元の人と打ち解け交流を深めるアラスカ縦断の旅の方がむしろ印象に残った。機会があれば「山の旅人」も読んでみたい。2022/04/07

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