ヒマラヤの東―雲南・四川、東南チベット、ミャンマー北部の山と谷

ヒマラヤの東―雲南・四川、東南チベット、ミャンマー北部の山と谷

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784635280372
  • NDC分類 292.234
  • Cコード C0026

内容説明

中国・南西辺境の横断山脈。アジアを代表する大河の源流と複雑な褶曲山脈が織りなす驚異の自然。中国の知られざるアルプス。初期の探検家の記録を手がかりにその懐に分け入り、未知の山々と少数民族の村を訪ねた紀行。キングドン・ウォードをはじめとする先蹤者の足跡を紹介し、知られざる山々への門戸を開く。

目次

第1章 「ヒマラヤの東」の山と谷
第2章 怒江(サルウィン川)の旅
第3章 梅里雪山から東チベットをうかがう
第4章 玉龍雪山と納西族の故郷、麗江
第5章 カム地方最奥の山、雀皃山周辺を探る
第6章 ミニヤ・コンカ西面と大雪山
第7章 長征の道―会理から海螺〓
第8章 長征の道―岷江流域から大草原へ
第9章 冬の峨眉山と雷波鎮
第10章 ビルマ(ミャンマー)の氷の山
第11章 幻の山、カカボラジ偵察行(一九九五年)
第12章 カンリ・ガルポ
第13章 察隅地方をめざして

感想・レビュー

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梅子

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香格里拉がまだ中甸と呼ばれていた頃の山岳本。山屋の為の未踏峰や未踏壁面偵察が主たる目的で、旅行会社にセッティングしてもらい通訳も付けて日本車で行く非冒険的行程ではあるものの、未だ全域が外国人に開かれていない時代のチベットの描写は興味を掻き立てられる。2019年に自分で旅程を企画した時、昆明-大理-麗江が電車で数時間、麗江から香格里拉へも日帰りで行ける距離だったが、当時はオンボロSUVで道なき道を1週間以上彷徨っていたと考えると本当に隔世の感。でもやっぱ地域に没入するヒッピースタイルの紀行文には迫力で劣る。2022/08/15

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