内容説明
アイガー北壁登攀からヒマラヤの激流下りまで、終りのない青春の情熱を燃やし続ける“モンベル”の総師イサム・タツノ。その軌跡とパトスが今明らかになる。日本の一大アウトドア・ウェアメーカーに急成長した“モンベル”の躍進の秘密も解明。
目次
第1章 ヒラマヤ・カヤック紀行
第2章 青春の山
第3章 山とビジネス
第4章 アメリカとアウトドア・ライフ
第5章 カヤックとの出会い
第6章 黒部川に挑む
第7章 カヤックが教えてくれた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaho
7
「モンベル」の総師イサム・タツノの著書。自身の生き様を描いている。登山も人並み以上の覇者であるがスキー、カヌーにも剛、ビジネスにおいても先駆者であり柔軟性をもち成功している。1992年のものであるが、彼の考え方はあれから変わってはいないことでしょう。強いとはこういう方のことを言うのかもしれない。2015/10/11
RingWondeRing
3
どっぷりカヤックにハマり社長の独断で初の社員旅行は竹生島との往復。 午前中はいい感じで竹生島に行けたが帰りは琵琶湖名物「三角波」に難儀 社員のカヤックが転覆→観光船に助けられる->警察沙汰(事情聴取) 社名は明かさず「山仲間」(間違ってない)で通す ->翌日、新聞沙汰「無謀カヌーイスト、琵琶湖で遭難」(「会社名を出さなくてよかった」)2025/03/15
河合晋輔
2
登山家、カヤッカー、冒険家であり経営者として尊敬している人が語っているので読んでいて嬉しかった。遊びの達人って格好いい!2014/05/06