甦れ!神の鳥ライチョウ

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

甦れ!神の鳥ライチョウ

  • 中村 浩志【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 山と渓谷社(2025/09発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年11月03日 06時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635230131
  • NDC分類 488.4
  • Cコード C0045

出版社内容情報




【目次】

内容説明

たった1羽のライチョウからわずか5年で130羽に!?一人の鳥類学者による奇跡のストーリー!

目次

序章 中央アルプスに半世紀ぶりに雌が飛来
第1章 過去の事例から学ぶ
第2章 解明された日本のライチョウの隔離と分化の歴史
第3章 卵差し替えの試み
第4章 北岳でのケージ保護の成果
第5章 中央アルプスでの事前調査結果
第6章 本格的に開始された復活事業
第7章 背水の陣となった乗鞍岳のケージ保護
第8章 悪天候に阻まれたヘリ輸送
第9章 20羽からのスタート
第10章 ケージ保護した家族を動物園に降ろす
第11章 腸内細菌とアイメリア原虫の課題
第12章 動物園に降ろした家族の雌親が死亡
第13章 動物園でライチョウが育てた雛を山に戻す
第14章 第20回ライチョウ会議駒ヶ根・宮田大会
第15章 復活した中央アルプスのライチョウ
第16章 最後の課題 野生復帰技術の確立
第17章 雛の輸送中に起こった信じられない事故
第18章 日本のライチョウの残された課題
第19章 日本のライチョウの未来

著者等紹介

中村浩志[ナカムラヒロシ]
1947年長野県坂城町生まれ。1969年に信州大学教育学部卒、1977年に京都大学大学院博士課程修了(理学博士)。1980年から信州大学教育学部助手を経て、1992~2012年に同大学教授(鳥類生態学専攻)、2012年より信州大学名誉教授。2015年より一般財団法人中村浩志国際鳥類研究所の代表理事を務める。研究面では、カワラヒワ、ブッポウソウの生態、カッコウの托卵をめぐる進化論的研究を進め、Science、Natureほか国際学術誌に多数の論文を掲載。現在はライチョウを中心とした保全・調査活動に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

10
中アで2018年に発見されたライチョウの飛来雌をきっかけとして続けられてきた同山域での復活プロジェクトの歩みを、文字通り老骨に鞭打ち心血を注いで率いて来た中村先生が綴った記録。本当に薄氷を踏むというか刃の上を渡る様な難しさと緊張を伴う繊細な固有種の保護と生育の試みの実態に触れる。印象深いのは中村先生の恩師である信大の羽田先生がかつて描いた復活計画が今も有効性を以て機能したこと。偉大な先人の未来を見据えた研究とそれを後進が紡いで開花させる尊さを思う。中アのライチョウにはまだお目にかかっていないけれど、たくさ2025/09/18

🍭

5
488(鳥類)図書館本。山と渓谷社2025年9月1日発行。中央アルプスでのライチョウ復活計画プロジェクトについて、中村先生の視点から描かれた保全活動記録。近藤さんのものと比べると学術寄りで中村先生の心情の吐露もあり経緯を辿っていると、現場で何があったかという部分が詳細に描かれている。25年からは小林篤氏から福田真氏になったということで体質が変わるといいですね。この事業は人為的な環境保全へのスライドを考える上で非常に重要なことが描かれている。現場に出続ける熱意(狂気)の研究者と御用学者の差は大きいな。2025/10/20

こんす

1
中央アルプスでのライチョウの復活事業について、その先頭にたって粉骨砕身した中村先生の思いと共に、これまでの経過と成果を知ることができた。ニュースで飛来してきた雌がいて事業が始まった事は知っていたが、ここまでの成果を挙げられていたとは驚いた。絶滅危惧種の保護繁殖に成功している事例は他にないのではないだろうか。それにしても、多くの人々の尽力の結果とは言え、中村先生個人の情熱が凄すぎて、現状後継者と呼べる人物がいない事だけは今後の懸念だと思う。典型的なお役人対応で上手くことが運ばない所は読んでて本当に辛かった。2025/11/02

Spanish

1
ザックリパラパラ読んでた 雷鳥のような極地的な環境で住まう生き物は、環境変化に対して脆弱なんだなーと思った。2025/10/28

Kouhei Higuchi

0
世界最南端に生息する日本のライチョウ。 温暖化や人の活動により危機的な状況から、科学的な知見と溢れる情熱で多くの人が関わり合い、一度絶滅した中央アルプス木曽駒ヶ岳にライチョウを復活させるドキュメント。ドキドキしながら読んだ。著者の自然保護感が強く伝わってくる。 人と自然が共存できるためにどうすればよいか、人生を掛けて取り組んでいる著者の生き方にも注目してほしい。2025/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22760481
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品