内容説明
最近、雲の名前が知りたくなりました。雲を巡る4つのStory。
目次
1 雲の記憶(雲の正体;雲と正岡子規 ほか)
2 雲の世界へ(きほんの10種―きほんの10種とは?;細分化された雲たち―細分化された雲とは?)
3 季節の雲(春にときめく雲風景;夏にときめく雲風景 ほか)
4 雲を楽しむ(○○な形の雲たち;雲撮影のコツ ほか)
著者等紹介
菊池真以[キクチマイ]
茨城県龍ケ崎出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大学在学中に民間の気象会社のお天気キャスターを務め、気象予報士を取得。その後、NHK大阪などを経てNHK東京の気象キャスターを務めた。これまでの出演番組に「NHKニュース7」「NHKおはよう関西」など。趣味は空や季節の写真撮影で、2016年、2017年には写真展を開催。空の楽しさを伝えるため、本の執筆や講演活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
210
コロナ第3波の襲来で雲行きが怪しい今日この頃ですけど、まあ、ベランダから雲を眺めるくらいの心の余裕は持ちたいものです。いろんな種類の雲がくまなく載っている、この本を片手にリラックスして眺めていると、雲に乗ってふわふわ浮かんでいるような気分になれます。ときめきますよ。2020/11/24
あっか
84
ときめく図鑑シリーズ新刊、今回は雲。日頃から空を見上げるのが好きなので、たくさんの種類や形の雲をいっぺんに見られて幸せ♡写真も解説も多いですが、題材の雲の雰囲気にとても合っていてふわっと軽い読み心地です。イラストや字体も可愛いからかな。濃密雲の写真が本当に幻想的でうっとり♡K-H波雲が凄すぎて謎すぎてびっくり。笑 あとぜんぶ彩雲だと思っていたものももしかしたら幻日だったのかも?と知れました。空を眺めて、今日はどんな空模様かな?って見るのって本当楽しい。これからより楽しみが増しそうです。2021/02/08
yomineko@ヴィタリにゃん
69
大空にぽっかりと浮かんだ雲。詳しい説明もありますが写真に癒されます。思わず空を見上げたくなりますね。ケルビンヘルムホルツ雲はまるで描いた様な不思議な模様を作り出している。とても自然が作ったとは思えない、意志を持っている感じ。正岡子規さんも雲が大好きで日記に書いておられたとか。太古の昔から人々を恐れさせ、驚かせ、楽しませながら癒して来たのだろう。2022/11/02
イスタ
66
いろんな雲の解説、ときめきました!うろこ雲やひつじ雲など知ってる雲もあるけど、鉤状雲、肋骨雲、断片雲とか初耳。こちらでよく見かける山に掛かった笠雲はレンズ雲の仲間。すじ雲がたくさん集まって重なり合った濃密雲がこの中では1番好き。気分が最高な時に使う on cloud nine(9番目の雲の上にいる)素敵な表現。in the seventh heaven 的な感じ?ときめく図鑑シリーズ、たくさん出てるみたい。他の本も気になります。2020/11/11
りお
24
この本を読んでふと最近空見上げてないと思った。ぼんやりと空を眺める時間も大切な気がする。2022/04/10