内容説明
キノコを巡る5つのストーリー。
目次
1 きのこの記憶(「水玉きのこ」は本当にあるの?;きのこに恋して ほか)
2 きのこ万華鏡(ようこそきのこ万華鏡へ;アカイボカサタケ ほか)
3 さまざまな愛の形(きのこのお菓子;寝ても覚めてもきのこグッズ ほか)
4 きのこの小宇宙(冠をかぶったきのこと袋をもったきのこ;胞子の世界 ほか)
5 きのこという生き物(きのこという生き方;名前のないきのこ ほか)
著者等紹介
堀博美[ホリヒロミ]
1971年生まれ。きのこライター。『MOOKきのこ』(日本キノコ協会)副編集長を勤めた。きのこにまつわる美術や神秘学まで幅広いジャンルを網羅
桝井亮[マスイリョウ]
写真家。1957年生まれ
吹春俊光[フキハルトシミツ]
1959年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。千葉県立中央博物館を経て、現在、千葉県立房総のむら勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
100
ようやく、きのこ本読むことができました。きのこって、茶色で地味な印象があったのですが、このきのこ図鑑を見ると、そんな固定概念なんて、吹っ飛んじゃいます。形も色も、さまざまなきのこがたくさん紹介されています。白、黄、赤、青、紫と鮮やかでキレイな色のきのこがあるんですよね。こうやって写真を見ているだけでも、キレイと思うのだから、実際に山で見つけてしまったら、立ち止まって見とれてしまうなと思ってしまいました。ちょっと、きのこにハマりそうな予感です。2013/09/20
かりさ
84
きのこきのこ♪可愛くて妖しくて気持ち悪くて(褒めてます)まだまだ未知なるきのこの世界。空色や紫、メルヘン絵本に出てきそうな赤いきのこ、発光するきのこ、きのこの不思議がたくさん詰まっていてとても魅力的な一冊。森の中で人知れずひっそりと生きるきのこ、珍しい色や形をこうしてみせてもらえるのはとても貴重で嬉しい。きのこグッズ、きのこ柄の生地、きのこアップリケの小物たち。きのこのTシャツもいいなぁ。…なんてさらなるきのこ愛を増すのでした。きのこに魅せられた作家のひとり、泉鏡花『茸の舞姫』『紅茸』読んでみたい。2016/08/02
YM
75
きのこのイラストが好きなので興味本位で実写へ。アカヤマタケ、アクイロヌメリタケ、クリタケ、サクラタケ、タマゴタケ、ハナオチバタケ、ベニテングタケ、タヌキノチャブクロあたりの、まるっこい、ぷっくりしたやつがかわいい!写真の撮り方がうまい!あと、かわいいきのこは毒があるとこもイイ!こわい!ところで、きのこの毒ってなんのためにあるか知ってます?実は…、まだわからないんですって!神秘的だあ!ますます、すきだー!2015/01/13
yomineko@ヴィタリにゃん
60
タヌキノチャブクロwwwその名の通りとてもかわいい形🍄純白で美しいのはその名も「ドクツルタケ」たった6gであの世行きの暗殺者です💦水玉模様のキノコのモデルはベニテングダケ🍄🍄🍄いかにも毒!という感じ。生では有毒、火を通せばOKなムラサキシメジって一体どなたが実験台になって下さったことやら😨😨😨どんな方法でも何となく食べれそうな名前がまた困る~💦キノコグッズがまた可愛い!かわびん(可愛いもの買い込み貧乏)加速するwww2022/10/09
にし
60
キノコは植物でも動物でもない生き物です。菌類を下等生物と言わないでー、生命のサイクルの大切な部分を担っている森のお掃除屋さんなんですよ。この本はフェアリーでミステリアスな生態への入口。しかしなぜ毒があるのか…いまだにわからないって。森には小宇宙がいっぱいです。真っ青な『ソライロタケ』生涯で実際目にすることは出来ないと思いますが知る事は出来た!これが図鑑の良さですね。2014/04/25