内容説明
本書は96年12月刊行の『日本雪山登山ルート集』をもとに、データ欄などを中心に内容を一部改定したものである。那須岳、日光白根山、白山のコースについては紹介ルートも一部追加、変更し、そのほか全体を通じて適期の見直し、サブグレードの追加、アプローチ、交通機関の再調査を行った。また、巻末の積雪期の山小屋状況については2002年10月調査の最新のものとし、雪山講座の「雪山登山入門」「雪崩を識る」についても一部を最新情報と入れ換えた。
目次
スペシャルエリアガイド(槍・穂高・上高地(槍・穂高連峰主稜;支尾根から槍、穂高へ ほか)
八ガ岳(北横岳、縞枯山;天狗岳、高見石 ほか))
ルートガイド(利尻山;芦別岳;白神岳 ほか)
雪山講座(雪山登山入門;積雪期の気象知識;雪崩を識る ほか)
著者等紹介
中村成勝[ナカムラシゲカツ]
北海道ニセコ山麓に生まれ育つ。電子工学系の仕事に従事していたが、写真への思いが募って東京写真専門学院で学び、以後フリーカメラマンとなる。ある山岳写真の大家の言葉「岩場を登り、厳冬の3000メートルを歩ける者でないと山岳写真家といえない」に刺激され、かつて松涛明が活躍していた登歩渓流会に入会。以後、雪山、山スキーや沢登りなどオールラウンドに楽しみながら、大自然から受ける感動の表現を写真テーマにしている。(社)日本写真家協会、登歩渓流会、バーバリアンクラブの各会員
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