内容説明
1930年代から現代まで、登山史上に大きな足跡を印してきたクライマー17人へのインタビューが明らかにする真実。本書は、世界で最も実績のあるクライマーたちの気取りのない自画像である。
目次
ラインホルト・メスナー
リカルド・カシン
エドマンド・ヒラリー卿
クルト・ディームベルガー
ヴァルテル・ボナッティ
ロイヤル・ロビンズ
ウォレン・ハーディング
クリス・ボニントン
ダグ・スコット
ヴォイテク・クルティカ
ジャン=クロード・ドロワイエ
ジェフ・ロウ
ヴォルフガング・ギュリッヒ
カトリーヌ・デスティヴェル
リン・ヒル
ピーター・クロフト
トモ・チェセン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hsmtmtr
2
エベレストを初登頂したヒラリー卿から、ローツェ南壁をソロ・フリークライムした(疑惑は残るが)トモ・チェセンまで、世界のトップクライマーへのインタビュー集。これは人類の登山史でもあり、人がどう山に関わってきたか、これからどう関わるべきかの指標になる本だと思う。2012/12/12
るすみら
2
ロッククライマーが岩の上に残す軌跡は一篇の詩。場合によっては死と隣り合わせの岩登りを繰り返す彼らの、淡々としたインタビュー集。インタビュアーの能力も高いものだと思う。山にも岩にも詳しくない自分にも得るものがあった1冊。2012/04/15
つちのこ
0
世界のトップクライマーのインタビューレポ。1992.3.10読了。1992/03/10
沼田のに
0
登山の歴史がわかるようなその時の最高の人にインタビューしている。最新事業が分かったと思ったら20年の前の本だった。俺のリックサック二つとウェストポーチがロウアルパインなので何となくジェフ・ロウが好みだ。2019/02/03